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2012.07.27
意見・主張
  

部落解放・人権研究報告書No.21
『解放子ども会改革検証のために ~ 子ども会の歴史と現状』

  『解放子ども会改革検証のために -子ども会の歴史と現状-』(部落解放・人権研究報告書No.21)が、このたび発刊された。
本報告書は、2010年10月に立ち上げられた「解放子ども会等の検討プロジェクト」の成果をとりまとめたものである。地域教育運動の衰退や社会教育・青少年施策全般の縮小といった流れの中で、子ども会改革の試みの成果と課題が充分に検証されないまま現在に至っている。一方で、多くの困難の中で、子どもや若者の成長を支えようと「解放子ども会」の精神を引き継ぎつつ、NPOや自主的な保護者組織といった形で新たな展開をはかっている地域活動がいくつもある。そうした現状をふまえて、かつての解放子ども会が果たしてきた役割、解放子ども会の今日的意義、解放子ども会の今後のあり方について、実際の子ども会活動の事例や歴史的経緯、国内外の先行研究を参照しながら考察を試みている。
執筆者は、序章・終章:高田一宏(大阪大学)、第1章:齋藤尚志(夙川短期大学)、第2章:中村清二(部落解放・人権研究所)、第3章:岸精一(松原市立青少年会館元職員)、第4章:木村和美(大阪大学)、棚田洋平(部落解放・人権研究所)、第5章:池田一男(箕面市立萱野中央人権文化センター「らいとぴあ21」元職員)、第6章:住友剛(京都精華大学)である。報告書の目次を以下に示す。


    発刊にあたって
序  章  解放子ども会のあゆみ
第1章  条件整備以前の解放子ども会 - 1950年代から1970年代初頭にかけて
第2章  子ども会・青少年会館・社会同和教育指導員・保護者組織等の改革の提起と停滞
- 1970年代後半から1990年代前半にかけて
第3章  転換期の部落解放子ども会 - 1990年代後半以降の松原更池子ども会
第4章  各地の取り組み事例 - 保護者中心の取り組みと館事業としての取り組み
第5章  社会的不利益層の支援と青少年施設 - 箕面市・北芝の取り組み事例より
第6章  子どもの人権論の視点から見た解放子ども会
終  章  これからの解放子ども会
参考資料  ・第一次解放教育計画検討委員会報告
・第二次解放教育計画検討委員会報告
・これからの解放教育 -解放教育への提言-
・同和地区青少年会館のあり方について
・社会同和教育指導員制度の改革について
・解放子ども会 関連年表
・解放子ども会結成年・青少年会館設置年 一覧