研究所案内

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2012.04.27

2012年度事業計画

 

1.2012年度事業の柱 

                                                       
(1)「一般社団法人」への移行作業に着手
2013年11月末までに申請が求められている「公益法人移行問題」に関し、財政問題や行政か
らの自由度等の視点から、当面は「一般社団法人」をめざします。具体的には、2013年6月
総会で「一般社団法人」としての定款改正や公益目的支出計画等を確認いただき、7月には申
請できるように準備を進めます。
(2)科研費助成事業の執行と新たな調査研究事業の取り組み
                   ~ とくに全国水平社創立90周年にちなんだ青年に焦点をあてた調査研究
2011年度より科研費助成事業となった「社会的排除地域の変容と包摂の試み~都市型部落
と公営住宅の比較研究」を着実に進めます。同時に「社会的困難を有する若者層のリテラシー
調査」(2012-2014年度/科研費助成金申請)をはじめ「日韓人権CSRガイドライン研究」(2
012年度)、「法期限後10年の同和行政の検証」「人権教育・道徳教育研究」(ともに2012-2014
年度)等の新たな調査研究事業に取り組みます。
(3)電子・人権図書資料室(仮称)の設立に向けた取り組みとデジタル化作業の仕上げ
2012年度より図書資料室を研究所から分離し、部落解放運動関係団体の協力を得て「電子・
人権図書資料室(仮称)」を設立し、「電子・人権図書資料室(仮称)運営委員会」の運営に移行す
るとともに、約4.5万冊の貴重資料と運動関係資料14万コマ等のデジタル化作業等を仕上
げていきます。また同時に、その活用方法も検討していきます。
(4)部落解放・人権大学講座をはじめ諸講座の発展方向の検討
「自己啓発学習の方法論」をはじめとした部落解放・人権大学講座の一層の充実、ならびに諸
講座の内容充実に努めます。また、実行委員会に参画している講座では、西日本夏期講座は
広島県、人権啓発研究集会は和歌山県で開催していきます。
(5)『ヒューマンライツ』等の出版物の編集・販売の発展方向の検討
『ヒューマンライツ』の編集体制を執筆者や読者と活性化するとともに地道な拡大に取り組
みます。また、寺木・黒川『新版 部落の歴史』(仮)について、国際的な発信を視野に入れて
準備を進めます。
(6)今後の研究所の基本体制・機能の検討
2015年度末までに4名、2019年度末までにさらに2名の職員退職予定を見越し、2009年2
月に確認された「改革方策」の一層の具体化を視点に、今後の「研究所体制・機能」を検討して
いきます。

2.総務部

                                                                     
(1)正(個人)会員の拡大に取り組む。2012年度の目標は500名。
(2)特別(団体)会員の拡大に取り組む。2012年度の目標は380口。
(3)総会・理事会をはじめとした機関運営の充実と実務面の簡素化を検討し、その実現を図っ
ていく。
(4)『研究所通信』を2ヶ月に1回発行する。
(5)定期的な職員研修を企画、実施する。
(6)2013年11月末に向け、「一般社団法人」移行の諸準備を進めていく。
(7)2011年度のホームページ更新作業の総括をふまえ、作業統括。

3.企画・研究部

(1)科研費
①申請案1:基盤研究C「社会的困難を有する若年層のリテラシーに関する実証的研究」
②申請案2:奨励研究
(2)調査研究事業
[歴史]
①部落アイデンティティの歴史的研究                     (2010~2012年度)
②宗門改帳研究会                                       (2011~2013年度)
③『新版 部落の歴史』研究会                            (2011~2013年度)
[人権]
④人権CSR研究会                                     (2011・2012年度)
・日韓人権CSRガイドライン研究
・2012年版CSR報告書における好事例研究
[調査・行政]
⑤人権条例ケース・スタディ研究会                        (2010~2012年度)
⑥国勢調査を活用した部落問題調査<科研費助成対象事業>   (2011~2013年度)
⑦「法」失効後10年の同和行政研究会                      (2012~2014年度)
⑧地震と人権                                           (2011年度~)
[教育]
⑨「社会的困難を有する若年層のリテラシーに関する実証的研究」会
(2011~2014年度)
⑩食肉業・食肉労働プロジェクト(学校教育)                (2012年度)
⑪人権教育・道徳教育研究会                              (2012~2014年度)
(3)紀要『部落解放研究』(195~197号)
(4)部門別会議 → 啓発、人権、調査・行政、教育、歴史
(5)リエゾンセンター(部門担当理事連絡会)  4月、7月、11月
(6)研究奨励金
(7)図書資料室
①電子・人権図書資料室(仮称)の設立に向けて図書資料室を分離
②デジタル化作業・資料の分散保管の進行状況

4.啓発・販売部

<啓発企画室>
(1)人材養成事業を実施する
①自主講座事業
1.部落解放・人権大学講座の開催 (原則週1日×26日)
・第103期/(定員50名、於・大阪)
・第104期/(定員50名、於・大阪)
・ゼミナールコースの開催
・『あしはら』33号の編集・発行 (2012年12月)
2.社会啓発連続学習会の開催(啓発部会と共催)
3.促進役経験交流会の開催
4.第25回人権啓発東京講座
②実行委員会に参画している講座事業
1.第37回部落解放・人権西日本夏期講座 (2012年7月、広島県福山市)
2.第43回部落解放・人権夏期講座 (和歌山県高野町)
・2012年8月22-24日(水-金)
3.第33回人権・同和問題企業啓発講座 (大阪国際会議場)
・第1部/2012年10月11日(木)
・第2部/2012年 11月6日(火)
4.第27回人権啓発研究集会 (和歌山県)
・2013年
(2)啓発相談の実施
(3)啓発企画検討会の開催
(4)その他
①部落解放文学賞評論部門事務局

 <編集・販売部>
(1)定期刊行物の内容充実と普及に努める。
(2)研究所活動の総合力を企画に活かし、内容の充実を図る。
(3)『ヒューマンライツ』編集サポート体制を充実する。
(4)販売部門については、引き続き販売経理・販売管理の整理と業務の円滑化に努める。
(5)2012年度出版計画(第1次案)
[定期刊行物]
①『ヒューマンライツ』(288~299号)
②『人権年鑑 2013』
③『部落解放研究』(195~197号)
④『全国のあいつぐ差別事件 2011年度版』
[単行本(タイトルは仮称)]
①寺木伸明・黒川みどり共著『新版 部落の歴史』
②①の英語版、イアン・ニアリー監訳 (2013年度目標)
③2011年度国際大学院大学(夜間)プレ講座の単行本化を検討する。(「人権の視点から考え
る東日本大震災」「人権教育Ⅱ ~ 学校教育を中心に」)
※他の企画について企画・研究部と検討する。(企業部会編『人権CSR』など)
[視聴覚教材(タイトルは仮称)]
①「部落解放運動の歩み 人間は尊敬すべきもの」(DVD)
②「新版 女性差別撤廃条約とわたしたちのくらし」(DVD)
(6)研究所のあり方の議論と関わって機能整理について引き続き検討を行う。

5.その他

                                                                      
(1)部落解放・人権研究所が加盟・参画する以下の団体・組織の取り組みに参加していく。
(50音順)
①AIAIおおさか関係団体セクハラ等対策委員会
②えせ同和行為等根絶大阪連絡会議
③大阪人権センター専従者友の会
④(財)大阪府人権協会
⑤国際人権大学院大学(夜間)の実現をめざす大阪府民会議
⑥識字支援「安田識字」基金
⑦人権啓発推進大阪協議会(愛ネット)
⑧世界人権宣言大阪連絡会議、世界人権宣言中央実行委員会
⑨全国部落史研究会
⑩同和問題解決(部落解放)・人権政策確立要求大阪実行委員会、同中央実行委員会
⑪ニューメディア人権機構
⑫原田伴彦記念基金
⑬反差別国際運動(IMADR)、反差別国際運動日本委員会(IMADR-JC)
⑭被災「弱者」支援「東日本大震災」大阪人権委員会
⑮部落解放研究全国集会中央実行委員会