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最終更新日2013.04.03
研究所の制作・刊行した書籍・視聴覚教材などをご案内します。

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部落解放研究(紀要)
 
 
商品名
編著者
判型
本体価格
発行年月日
内 容

私らしくマイノリティを生きる ――女性差別撤廃条約のいま

企画・制作 人権啓発DVD制作委員会

DVD 10,000円+税 2013
★人権教育や男女平等教育用ビジュアル教材として活用できます
★学校、市民啓発、企業研修など多様な場で使うことができます
★対象 中学生以上

部落解放運動の歩み 人間は尊敬すべきもの

団法人部落解放・人権研究所 企画・制作ビデオ工房AKAME 製 作

DVD 10,000円+税 2012
部落解放運動の歩みを戦前編、戦後編Ⅰ、戦後編Ⅱの3部作として構成して、分かりやすく解説するDVDです。部落問題の入門的な教材として学校、市民啓発、企業研修、市民活動、解放運動など多様な場で使えます。部落解放・人権研究所編『部落解放運動の歩み100項 ビジュアルブック』(2011年、解放出版社)も合わせて活用できます。

近代日本の「他者」と向き合う

黒川みどり編著 A5判 3,800円+税
2010.10.30
本書は近現代「日本社会」における都市下層・被差別部落・ハンセン病・朝鮮人・沖縄などのマイノリティに焦点を当て、「他者」という視点から近代を問い直す意欲的な論集である。執筆者には歴史学、社会学、文化人類学などをはじめとする多様な領域でマイノリティ研究の第一線で活躍する若手研究者が結集した。

続 悲田院長吏文書

長吏文書研究会 編/部落解放・人権研究所刊 B5判 15,000円+税
2010.5.5
  長吏文書研究会は、四天王寺悲田院・鳶田・道頓堀・天満の大坂四ケ所「非人」のうち最古かつ最大規模である四天王寺悲田院の長吏家(頭家)に伝蔵された「非人」集団内部の史料を、『悲田院長吏文書』(以下「正編」)として2008年に翻刻出版した。
今回翻刻出版される『続 悲田院長吏文書』(以下「続編」)は、「正編」の大部分を占める神戸市立博物館所蔵史料群の残りの部分を中心に、悲田院「非人」集団に関わる史料(八尾市立歴史民俗資料館蔵・角田家文書、大阪教育大学附属図書館蔵・転切支丹宗門改帳、四天王寺所蔵文書)を加えて編集されたもの。今回収められる神戸市立博物館所蔵史料は、主に仲間統制、公役、風聞探索、四ケ所垣外に関するものであり、「正編」の補遺編となる。
八尾市立歴史民俗資料館蔵・角田家文書には、天王寺村庄屋を務めた絵所家文書のうちの悲田院関係史料――悲田院地域が属した天王寺村側の史料を、大阪教育大学附属図書館所蔵文書には、悲田院垣外を中心に天王寺村の転びキリシタンとその類族関係史料を、四天王寺所蔵文書には、四天王寺と悲田院との関わりをよく示す二つの一件史料を収録した。
「続編」の刊行により、「正編」(「非人」集団内部史料)が補完されるとともに、村方および寺方から見た悲田院「非人」集団関係史料が揃うことになり、天王寺悲田院「非人」集団の実態が総合的に解明される手がかりとなる。加えて、「正編」同様、近世警察史、法制史、都市社会史、風俗史などの研究にとっても貴重な史料が含まれている。

人権年鑑2010
2008.4-2009.3

(社)部落解放・人権研究所 編 B5判 4,000円+税
2010.3.31
  毎年政府より発行されている『人権教育・啓発白書』に対して民間の立場からカウンターレポートとして編集している。2008年度における特徴的な動向を特集で扱い、全国の行政等へアンケートを行い現在の人権状況を探る。

おしゃべりの道具箱
手づくり研修のヒントがいっぱい

おとなの学び研究会 (編著) B5判 2,000円+税
2010.03.31
  本書は、地域・職域・学校などで日々、人権をテーマにした研修の企画やテーマ、素材に悩んでいる方たちに向けて、同じように悩みながら実践している「おとなの学び研究会」が贈る「道具箱」です。
すぐに使いこなせるとは限りませんが、使い手によっていかようにも応えてくれます。肩の力を抜いて楽しんでください。
本書の特徴
●それぞれの道具に「キャッチコピー」、「道具の特色」、「道具の役立て方」「活用例」、すぐに使える「ワークシート」を付けて道具の使い方を説明しています。(第1章)
●15の道具たちはそれぞれ単独でも使えますし、組み合わせることも出来ます。道具の合間には学びのヒントになる「コラム」をおさめました。(第2章)
●道具を実際に使って組み立て実践した「超入門講座」(第3章)、道具をさらに発展させる企画やまじめなおしゃべりを活性化させる仕組みについて発展的に考える章(第4章)をもうけました。

ヒューマンライツベーシック
報道被害とメディア改革
―人権と報道の自由の視点から

平川宗信 著
A5判 1,200円+税
2010.3.10
 昨今のメディア報道の在り方に疑問を持つ視聴者・読者は少なくないだろう。長く市民の立場からメディア問題に関わってきた刑事法学者が、政権交代というこれまでと異なった政治的文脈において、ややもすれば対立させられてきた「人権」「報道の自由」をどう乗り越えていくのか、報道被害の現状をしっかりと見据えながら、大胆にメディア改革を提言する。より学びたい読者のために豊富な参考文献、URL,年表なども付けている。

入門・人種差別撤廃条約

村上正直 著 A5判 1,200円+税
2009.12.30
 国連で40年以上前に採択されながら国内ではようやく十数年前に発効した「人種差別撤廃条約」は、日本社会における歴史的マイノリティ、今日ますます増える様々な外国人、そして多様な人々との共生を学ぶべき多数派の日本人にとってどのような意味をもち、どう生かしていくことができるのか――条約と私たちを橋渡しし、平易に解説した入門書。人種差別撤廃条約の全文、部落差別の撤廃にとっても重要な鍵となる人種差別撤廃委員会の「一般的勧告29」、第1回・第2回日本政府報告に対する委員会「最終見解」等、豊富な資料、もっと学びたい読者のための文献案内も収められている。

ダイバーシティ・トレーニング・ブック
多様性研修のてびき

森田ゆり 著 B5判 2,000円+税
2009.12.15
ダイバーシティ(多様性)は今後の企業経営のキーワード。『多様性トレーニング・ガイド』(解放出版社、2000年)を今日的に発展させ、職場ですぐにセクハラやパワハラ対策、メンタルヘルスなどをテーマに多様性と人権の参加型研修が実践できるよう執筆・編集した。

全国のあいつぐ差別事件 2009年度版

部落解放・人権政策確立要求中央実行委員会 編・発行 A5判 1,600円+税
2009.11.10
 年度ごとに差別事件を集約している本書最新版。およそ08年4月からの一年に発生・発覚した事例について、主に『解放新聞』の中央版・各地版から分野別に紹介、解説している。人権・部落問題学習・啓発に必携の一冊。巻末には「都道府県別索引」付き。
 今年度版に特徴的なものとして、市町村や市町村社会福祉協議会の運営による結婚相談所などが差別につながるおそれのある個人情報を収集していた事件、有資格者による戸籍謄本等不正取得事件、不動産開発・売買にからむ土地差別調査事件、清掃工場における連続差別落書き事件、Googleの「ストリートビュー」を使ったインターネット上の差別事件、結婚などに関わっての同和地区問い合わせ事件、テレビ番組での賤称語放映事件などを紹介する。

行財政改革と自治体人権政策

中川幾郎 著 A5判 1,200円+税
2009.10.10
公共政策・文化政策研究の立場から財政緊迫に際して政策の優先課題や多面的な社会的効果を無視して、人権政策や文化政策の切り捨てる傾向にあることに対して警鐘を鳴らす。

メンタルヘルスと人権

企画・制作:社団法人 部落解放・人権研究所
制作協力:株式会社 元気な事務所
VHS・DVD 50,000円+税 2009
ある商品製造会社で働く30歳の堺は、どこにでもいる会社員です。無遅刻無欠勤だった彼が日々の過重な業務とパワー・ハラスメントによって疲れていきます。妻とのありふれた日々にも亀裂がうまれ、やがてうつ病へ、そして回復期から職場復帰まで。うつ病の彼を取り巻く人々、上司・同僚・家族と当事者本人の視点から考える問題提起型ドラマです。

部落史研究からの発信 第3巻 現代編

友永健三・渡辺俊雄 編著 A5判 3,500円+税
2009.07.20
部落史・部落問題の「今」を知る全3巻シリーズ完結編。現代部落史研究を、法・運動・行政・教育、さらに新しい切り口から整理しつつ、広く差別問題研究の動向を紹介する。

部落史研究からの発信 第2巻 近代編

黒川みどり 編著 A5判 3,500円+税
2009.06.05
部落史・部落問題の「今」を知る全3巻シリーズ第二弾。近代部落史研究を「国民国家」「近代社会」「大正デモクラシー/戦時体制」との関わりで整理、現段階と課題を示す。