調査研究

各種部会・研究会の活動内容や部落問題・人権問題に関する最新の調査データ、研究論文などを紹介します。

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部会・研究会活動 <高校部会>
 
高校部会
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「高校生の就職問題」関連文献一覧

 

 研究所高校部会では、深刻化する「高校生の就職問題」について今年度(2002年度)より、調査研究活動として取り組んでいます。現在、研究所のほうで収集している関連文献は下記のとおりです。
研究の推進のため、今後さらなる文献の収集に務めていきたいと考えていますので、幅広く関係者の皆様よりご紹介いただければと存じます。よろしくお願いいたします。

日本労働研究機構「調査研究報告書」

 ・úY136「フリーターの意識と実体」 〜97人へのヒアリング結果より〜

 ・úY138「進路決定をめぐる高校生の意識と行動」 〜高卒「フリーター」増加の実態と背景〜

 ・úY146「大都市の若者の就業行動と意識」 〜広がるフリーター経験と共感〜

雑誌「@Work(アットワーク)」(日本労働研究機構)

◎2000年春(創刊号) 特集◆新しい労働の世界を求めて

  ・若者と仕事 ―「学校から職業への移行」の日本的特徴とその変化―

                  本田由紀(日本労働研究機構研究員)

◎2000年夏(第2号) 特集◆若者の的職探しを支援する

  ・ 「学校から職業へ〜学卒無業者のゆくえ〜」

   問題提起・総括的コメント … 高梨昌(日本労働研究機構会長)

    報告1〜「学校から職業へ」の移行の変化と大卒未就業者の卒業後の状況

             …小杉礼子(日本労働研究機構)

    報告2〜フリーター予備軍の実像〜卒業を目前にした高校生の意識〜

                 …本田由紀(日本労働研究機構)

    報告3〜フリーターの意識と実体〜フリーター・ヒアリング調査より

                 …上西充子(日本労働研究機構)

  ・就職活動・就業支援の現場から …喜多信雄(近畿大学就職部長)

  ・諸外国における職業生活への移行支援から学ぶもの

                 …吉本圭一(九州大学大学院助教授)

  ・若者をとりまく2つの危険〜スキル形成の観点から〜

                 …守島基博(慶應義塾大学大学院教授)

雑誌「教育と情報」(文部省大臣官房調査統計企画課編集)

◎2001年1月号 特集◆未来に羽ばたく

・ 高校生の就職 現状と対策   …森 茂(拓殖大学教授)

・ 高校生の選択 フリーターの理由…小杉礼子(日本労働研究機構)

・ 「高校生の就職問題に関する検討会議」(中間まとめ)

                 …文部省初等中等教育職業教育課


報告書「高校生の就職問題に関する検討会議報告」(高校生の就職問題に関する検討会議)
2001年2月1日

雑誌「労働時報」(厚生労働省広報誌)

◎2001年3月号 特集◆「若年労働者」について

  ・フリーターの現状と課題…小杉礼子(日本労働研究機構)

  ・学生就業総合支援センター業務概要…中村正子(学生就業総合支援センター室長)

・ (座談会)学生職業総合支援センターを利用してみて…中村正子他3名

◎2002年1月号 特集◆「不安定就労若年社対策について」

  ・若者のワークスタイルと就労意識…小杉礼子(日本労働研究機構)

  ・不安定就労若年者を対象とした雇用安定促進事業の実施(職業安定局業務指導課)

  ・ヤングサポートプラザ(大阪)の現状

     1. ヤングサポートプラザの概要(大阪労働局職業安定部職業安定課)

     2.(座談会)ヤングサポートプラザ(大阪)の魅力と今後の方向性…西田尚子他5名

  ・(研究討議)勤労青少年行政の展望 −キャリア形成支援の展開− …小杉礼子他3名

論文「増加する若年非正規雇用者の実態とその問題点」 2001年5月
…小杉礼子(日本労働研究機構)

雑誌「労働の科学」(労働の科学研究所)

◎2002年2月号 特集◆フリーターは夢追い人か

  ・フリーター ―新自由主義の落とし子― …赤堀正成(労働科学研究所研究部)

  ・高卒無業者への道 フリーターと社会階層…耳塚寛明(お茶の水女子大学教授)

 ・フリーターの置かれている現状と将来展望…山田昌弘(東京学芸大学助教授)

 ・職業教育・進路指導の充実は「フリーター問題」を解決できるか

                      …乾彰夫(東京都立大学教授)

 「高卒者の職業生活の移行に関する研究」最終報告(文部科学省・厚生労働省) 2002年3月

月刊「高校教育」 2002年7月号

 特集◆不況下の高卒就職を考える

  ・高卒就職の現況と課題…板橋孝志(国立教育政策研究所総括研究官)

 ・高校は就職問題にどのように対応するべきか…萩原信一(東京都立新宿山吹高校長)

  ・高卒就職、なにが問題か…耳塚寛明(お茶の水女子大学教授)

  ・労働市場の変化と高卒就職問題…小杉礼子(日本労働研究機構研究員)

  ・今、高校教育に追い風 −もっと品格ある高校生を育てたい−

                 …稲泉眞彦(前山形県立鶴岡工業高校長)

月刊誌「論座」(朝日新聞社)

・ 働きたいでも働けない 〜同時進行高校生の就職活動〜(連載) 

                …安田雪(社会ネットワーク研究所長)

   第1回 就職希望者の「階層」 (10月号)

  第2回 労働意欲と「敗者イメージ」(11月号)

2002.11月26日 記

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大阪府内(大阪市をのぞく)の公立幼稚園、小中学校など約1500校

大阪の子どもたち ー子どもの生活白書ー 1999年版

 大阪府内(大阪市をのぞく)の公立幼稚園、小中学校など約1500校園所を組織する大阪府同和教育研究協議会が「学級崩壊」についての意識調査を保育所、幼稚園、小学校教職員を対象に実施し、その結果をこのほど『大阪の子どもたち』という冊子にまとめました。

 同書では、小学校高学年におこる「学級崩壊」と小学校1年生におこるそれとはちがうという視点で研究をスタートさせています。とくに後者を「小1プロブレム」として、その背景や原因を大阪府内教職員1400人へのアンケート分析を通して明らかにしようとしているものです。子ども観や保護者観などが保育所、幼稚園、小学校の種別、あるいは経験年数などによってちがうということが明らかになり、分析結果をふまえて「小1プロブレム」を乗り越えるためのいくつかの具体的な提案もされています。

大阪府同和教育研究協議会では、この研究成果をふまえて2000年2月5日、大阪市内で教育評論家の尾木直樹さんらをむかえ、研究集会を開催する予定だそうです。

 また、小中学生の生活意識、人権意識にかかわって、小学校6年生と中学校3年生、それぞれ約2000人に調査をした結果も掲載されています。それを自尊感情から分析した論文には、一般的に自尊感情の高い子どもは学校生活にも意欲的で、人権意識も高いという傾向がここでも読みとれるが、一方で仲間関係づくりの大切さも、具体的なデータをふまえ指摘されており、多くの示唆に富む内容となっています。

 この研究冊子についてのお問い合わせは下記のところまでお願いします。

大阪府同和教育研究協議会
(大阪市浪速区久保吉1−6−12 大阪人権センター)
tel06−6568−1678

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おおさか発

産業社会と人間自分さがしと人権教育 実践事例集

 人権教育を進めるにあたって最も重要なことは、「今ある生徒の姿」を的確に捉えてすべての取り組みを組み立てていくことです。また、上記のような様々な課題に応えていくためには、ホームルーム活動を中心とした取り組みだけでなく、人権尊重の視点にたった学校づくり、カリキュラムづくりをも射程に入れた人権教育を学校全体として組み立てていく必要があります。今回、この「実践事例集」においてはこの点に注目して、従来型のホームルームでの人権学習の枠を越え、新しい教科として人権尊重の視点に立った授業づくりを行っている高校の事例、特に「産業社会と人間」に焦点をあてて収集しました。

もくじ

各校の「産業社会と人間」の実施状況一覧 

実践例

進路設計
ドリカム
人間と社会
地球人
社会への扉
グローバル・スタディーズ

実践例

産業社会と人間
ライフプラニング
産業社会と人間

普通科編

阿武野高校
福井高校
春日丘高校定時制
布施北高校
八尾北高校
伯太高校

総合学科編

松原高校
柴島高校
今宮高校

販売価格は800円です。
お申し込み・お問い合わせは、大阪府立高等学校同和教育研究会(府高同研)まで、どうぞ。
(〒556-0028 大阪市浪速区久保吉1−6−12 大阪人権センターTEL 06−6561−2982 FAX 06−6567−7252 E-mail fkdoken@edu-c.pref.osaka.jp