調査研究

各種部会・研究会の活動内容や部落問題・人権問題に関する最新の調査データ、研究論文などを紹介します。

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部会・研究会活動 <高校部会>
 
高校部会
総合学習教材


 わたしナビゲーション

 メディア編 発刊

「 わ た ナ ビ」シリーズ第2作!

生徒のコミュニケーション能力を育てたい!

「ふりかえり」のできる教材をつくりたい!

「総合学習」の年間プログラムづくりをしたい!

そして、今こそ

メディア・リテラシー教育をしたい!

このようなニーズにあった教材集!!



制作の意図は?


 研究所高校部会では、新学習指導要領における「総合的な学習の時間」と「情報」という教科の中にいかに人権の視点を入れていくか、そしてそのためのプログラムと教材はどうあるべきかをテーマとして昨年から論議を重ねてきました。

 高校生の時期は、子どもの頃から勉強やスポーツや遊びにがむしゃらに突っ走ってきて、ふと疲れや迷いが生じやすい年頃です。中には学校教育における敗北感から自分の進路や将来の展望を見いだせずにいたり、一線系の既存の価値体系を容認し、そこからの逸脱をマイナスと考えてしまうような姿も見うけられます。そして、そんな生徒たちの意識や感性に大きな影響を与えているものの一つにマス・メディアがあるのではないでしょうか?


 生徒たちが自分の「ものの見方」や「考え方」を丹念に見直していくならば、メディアの影響力がいかに大きいか、また、自分の意識や感性に「思いこみ」「一面性」「偏見」といったものがどれほど入り込んでいるか、といったことを発見するにちがいありません。そのような発見を通して、生徒たちはメディアとのつきあい方を学びはじめるでしょう。そして、それは個性ある生き方をつくりだしていく出発点ともなるでしょう。

 私たちは、生徒たちがほんとうに自分らしい生き方を発見し、さわやかに自己表現できるようになってほしいとの願いをこめて本書をつくりました。





「わたしナビゲーション・メディア編」の目次から

第一章 教材のコンセプト  
高校生の今ある姿を出発点に
糀 秀章
子どもをインターネットに誘う前に
森田 英嗣
第二章 教材「わたしナビゲーション・メディア編」  
第三章 教材活用のためのナビゲーター  
第四章 「総合的な学習」とメディア・リテラシー  
高校にとっての「総合的な学習」
長尾 彰夫
メディア・リテラシー教育をつくるために
森田 英嗣
「わたしナビゲーション・メディア編」に寄せて
ーメディア社会を読むー
桂 正孝

 

定価 1800円+税


ご注文の方は下記へご連絡ください。

大阪府立学校人権教育研究会
TEL 06-6561-2982