◆ところで行政担当者って何やってる人?
なんといっても識字学級生が主役。主役と脇役(講師など)を支えるための、縁の下の力持ちです。
◆具体的には?
学級生・講師・その他関係者との連絡調整係、潤滑油。資金・施設・備品・図書などの環境整備係(ただし地域差あり) です。
講師は、とりあえず仲良くコミュニケーションしておく(ただし、激論するというコミュニケーション方法も含む)。
講師は、学級生との接し方、教授方法、学習の進め方などについて、講師団としての主体性をもつために、自分たちで議論 する場をつくりましょう。そのときにはきっと行政担当者も力になってくれるはずです。
地域によって環境・条件が違うので、誰が何をするかという役割分担について、行政担当者と十分話し合いましょう。
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おまけ◇行政担当者の心得
その1 なんといっても、学級生が主役。主役を支えるための「縁の下の力持ち」を心がけるべし。
その2 自分のところの識字学級がどういう状況なのか、常に現状把握をこころがけるべし。学級生・講師と、特に学級 生の背景、生活が見えてくるくらい、よくコミュニケーションするべし。
その3 施設、備品、(若干の資金)等のハード面について、提供できるものは、責任をもって、環境整備するべし。
その4 他地域の実践例・参考図書など、できるだけ情報収集して情報提供し、学級生・講師等による自主運営を醸成する べし。
その5 ただし、信頼されるのと過保護は違います。あんまり面倒をみすぎてもいけません。単なる下働きも×。やった方が いいことは率先して取り組みつつ、学級生・講師団ができることはできるだけ任せていくべし。
その6 職場を異動する時は、責任を持って後任者に引き継いでいくべし。
その7 識字学級の現場の課題を、うけとめて、施策に反映すべし。