和泉の被差別部落に生まれた説教師、逵田良善さんの日記の解読を1996年度から始め、ほぼ終了する目途がついてきたので、今後の取り組みの方向を議論した。
基本方向として、
- 逵田良善日記については、略年譜の作成、関係者の聞き取りと整理、逵田さん関係の写真記録の保全、解読原稿のチェックと分析、の担当者を確認し1998年度末を目標に取り組むこと
- 『被差別部落の民俗伝承 大阪』の分析を深めていくこと
- 紀要『部落解放研究』117号、121号に掲載の政岡論文、乾論文や「大阪の部落史」通信に連掲の松原論文etc.を学習していくこと
の3点が確認された。