調査研究

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部会・研究会活動 <地域教育システムの構築に関する調査研究事業>
 
池田寛編著

教育コミュニティハンドブック

―地域と学校の「つながり」と「協働」を求めて

(解放出版社、2001年10月、A5判95頁、定価1000円)


まえがき

教育コミュニティづくりのすすめ

  1. 教育コミュニティとは
  2. 「閉じられた教育」から「開かれた教育」へ
  3. 教育コミュニティづくりのための人と組織
  4. 広報の重要性
  5. 地域教育協議会の具体的活動

教育コミュニティづくりの具体例

  1. 校区フェスティバルで地域も学校もいきいき   大阪・松原市立第二中学校校区
  2. 地域とともに育つ学校づくり             大阪・松原市立第五中学校校区
  3. 家庭・地域とスクラム組んで子育てネットワーク 大阪・貝塚市立東小学校校区
  4. 学校を核に子どもも保護者も高まる地域づくり  福岡・田川市立金川中学校校区
  5. 学校と地域をつなぐサポータークラブ       大阪・茨木市立三島中学校校区
  6. 学校内の公民分館を拠点に地域活動      大阪・豊中市立泉丘小学校校区

資料 教育コミュニティづくりに関するチェックリスト

「学校を地域教育の中核に位置づけ、そこへの参加を通じて広がる人のネットワークが学校と地域の壁をつき崩していく。」教育コミュニティという言葉には、これまでの「教育は学校が行なうもの」という考え方に限界が来ているという思いがこめられています。そして、その先に見えるあらたな学校づくり、地域づくりに一つの形を与えています。

 

この本は「教育コミュニティとはいかなるものか」を理解してもらい、実践に活かしてもらうためのものです。「教育コミュニティづくりのすすめ」では、なぜ教育コミュニティが必要とされているのか、具体的にどんな事をすれば良いのかが紹介され、そのための組織づくりや情報発信などについて書かれています。

「教育コミュニティづくりの具体例」では、学校と地域が積極的に協働している地域を取り上げ、その取り組みの紹介や、その結果どんな変化がもたらされたかについて書かれています。