調査研究

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部会・研究会活動 <地域教育システムの構築に関する調査研究事業>
 
2001年10月21日(日)

泉丘公民分館主催

「ワッショイ文化祭」

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 小雨まじりのあいにくの天気のなか、3000人以上の地域住民が学校の校庭や体育館に集まっていた。今年で9回目を迎えた「ワッショイ文化祭」だが、回を重ねるごとに盛況になっており、今年は小学校の校庭が狭く感じられるほど人が多かった。

 校庭では、ボランティアサークル、学校の先生、PTAや「十七中おやじの会」などなど、たくさんの地域組織が出店し、就学前の子どもたちからご高齢の方々まで世代を越えたやりとりが盛んに行われていた。

 特に、ボランティアサークルの店の売り上げは、バリアフリーマップづくり(第二弾)の制作資金につながるということで一生懸命だった。また、昔遊びを体験できるコーナーや大人たちの店を手伝う子どもたち、特に中学生の姿が印象に残った。


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 体育館では、書や絵画など公民分館活動の成果が所狭しと並べられていた。舞台では、ボランティアサークルとかるがも広場による合同の手話発表、中学生による吹奏楽演奏がされるなど、継続的な活動を地域の方々に発表する場として設定されていた。

 おもしろかったのは、中学校の先生(美術?)による似顔絵コーナーで、たくさんの子どもたちが並んでいた。小学校の子どもたちが中学校の先生と知り合うことにより、中学校に対するプラスイメージは確実に醸成されているように感じた。

 今回は、Z先生をはじめとする泉丘小学校の一般の先生方、さらに「おやじの会」を発足当初から支えているHさんと楽しく話をすることができた。校長先生や教頭先生とはこれまでにも何度かお話しする機会はあったが、一般の先生方が文化祭をはじめとする公民分館活動をどのように捉え、考えているのかを知ることができたのは今後の調査にもつながる大きな成果であった。

 校舎を挟んで校庭の反対側の敷地には、来年春、「泉丘コミュニティールーム」がオープンする予定である。余裕教室の減少に伴い、地域全体で勝ち取った施設である。学校に併設された社会教育施設としてその活動が全国的にも注目されるだろうが、そのプレッシャーなどどこ吹く風といった感じでますます元気になっていく泉丘地域である。 (大橋)