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掲載日:2008.03.18
S.O.S.トーチャー
 
<事件No.BHR001/0208/OBS017>

No.4028 バーレーン:人権活動家たちが恣意的に逮捕・拘禁され、拷問や虐待を受けています。

(ジュネーブ・パリ発 2月13日)

「国際人権連盟」(FIDH)と「SOSトーチャー」の共同プロジェクトである「人権擁護家保護のための監視機構」は、バーレーンにおける以下の状況に関して、皆様の緊急の働きかけをお願いします。

<事件の概要>

人権擁護家のための監視機構はバーレーン人権センター(BCHR)より、失業者委員会のメイザム・バデル・ジャシム・アル-シークさん、ハッサン・アブデルナビさん、アブドゥッラー・モフセン・アブドゥラー・サレーさん、アハマド・ジャッファール・モハマド・アリさん、バーレーン青年人権協会(BYSHR)のナジ・アル-ファティールさん、高価格撲滅委員会委員長のモハマド・アブドゥッラー・アルーセンガイスさん、殉教者・被害者委員会設立メンバーのエブラヒム・モハメド・アミン・アル-アラブさんが恣意的に逮捕され、拷問や虐待を受けているという情報を入手しました。

情報によると、2008年2月3日にメイザム・バデル・ジャシム・アル-シークさん、ハッサン・アブデルナビさん、アブドゥッラー・モフセン・アブドゥラー・サレーさん、アハマド・ジャッファール・モハマド・アリさん、ナジ・アル-ファティールさん、モハマド・アブドゥッラー・アルーセンガイスさん、エブラヒム・モハメド・アミン・アル-アラブさんの裁判が刑事高等裁判所で予定されていました。しかしその日の朝、被告がまだ出席していない中で裁判長が被告の弁護士たちに、審理が午後に延期になったと告げました。午後3時、被告欠席の中、審理は2008年2月24日まで延期になりました。また、裁判官はこの裁判をいつでも行えることを示唆しました。被告たちは、「殉教者の日」の2007年12月17日に開いた集会のため、「違法な集会」と「武器弾薬の窃盗および許可のない武器弾薬の所持」で起訴されています(1)

2月3日の裁判所での審理の後、囚人たちは数分間だけ家族と話すことができました。メイザム・バデル・ジャシム・アル-シークさんなど数人が、拘禁されている中央捜査局(CIB)の捜査官に性的暴行を受けたと知らせました。

2008年2月6日、アル-シークさんはCIBからドライドック拘禁センター(DDDC)に連れていかれ、司法総合弁護士医師の診察を受け、性的暴行を受けた痕跡が明らかにある、と診断されました。しかしその後行われた記者会見で、総合弁護士事務所は被拘禁者には虐待を受けたあとはなかったと発表しました。

2008年2月13日の時点で、アル-シークさんはDDDCでそのまま拘禁されており、モハマド・アルーセンガイスさん、ナジ・アルーァティールさん、ハッサン・アブデルナビさん、アハマド・ジャッファール・モハマド・アリさんはCIBで拘禁されています。そのうちアル-センガイスさん、アブデルナビさん、アリさんは目隠しと手錠をされ、不潔で虫だらけの1m x 2m の暗い部屋で隔離拘禁されています。アブドゥッラー・モフセン・アブドゥラー・サレーさん、エブラヒム・モハメド・アミン・アル-アラブさんの拘禁場所は分かりません。

2008年2月11日、アルーセンガイスさん、アル-ファティールさん、アブデルナビさんの家族が面会することができました。アル-センガイスさんの家族は、彼の頭に大きな傷があり、ひどい頭痛を訴えていたと報告しています。また2月10日に彼が後ろ手に手錠をかけられ、部屋から引きずり出され、中庭で金属片で打たれ、2人の男に拷問されたと聞きました。2008年2月7日、彼はバーレーン国防軍病院で治療を受けましたが、医師は彼が虐待を受け続けていたため、精神病院に連れていくべきだと勧めました。精神科医との面会が2月24日に予定されていましたが、裁判の延期により2月28日にのばされました。

同じ日、アル-ファティールさんとアブデルナビさんが家族に、アル-センガイスさんの状況に抗議し、彼を病院に運ぶべきだと要求したために殴打されたと告げました。また、アル-ファティールさんは虐待の後遺症に次第に苦しめられるようになっており、他の刑事囚たちと同室にさせられたため、感染病をうつされたと訴えました。

アブデルナビさんは、妻も関わっている被拘禁者委員会の今後の予定や活動計画を話させようとする圧力と性的虐待の脅迫を受けていると家族に語りました。

監視機構は、バーレーン市民の人権活動への参加意欲をくじこうとするようなこれらの拷問や虐待を非常に懸念し、当局に対し、この人権擁護家たちの心身の安全をいついかなる場合も保障し、恣意的に逮捕されている彼らをただちに釈放するよう要求します。

監視機構は、この恣意的な拘禁と拷問と虐待の申し立てについてすでに何度も非難しているにもかかわらず、上記の人権擁護家たちの状況が改善していないことを指摘します。

<背景情報>

2007年12月17日の殉教者の日に、過去の拷問被害者を追悼するためにサナビス地域で行われた平和的なデモが、機動隊と治安部隊の催涙ガスやゴム弾で暴力的に解散させられました。その数時間後、デモに参加していた、「自由と民主主義のためのHAQ運動」に近かった人権擁護家のアリ・ジャシム・メキさんが死亡しました(2)

2007年12月21日から28日にかけて、治安部隊が60人以上の活動家を逮捕しました。1月8日の時点で11人の人権擁護家を含む28人が拘禁されています。逮捕された人権擁護家の全員が、ここ数年、経済的権利や社会的権利、自由に対する制限などに関する抗議活動に参加していたと言われています。1月9日の時点で、この人権擁護家たちのうち何人かは弁護士や家族と面会できましたが、弁護士たちはクライアントのファイルを見せてもらえないということです。

シャケル・モハメド・アブドゥル-フセイン・アブドゥル・アリさん、マジード・サルマン・イブラヒム・アルーハダードさん、ナデル・アリ・アハマド・アル-サラトナさんが2008年1月10日に釈放されましたが、彼らは拷問や虐待を受けたと報告しています。(殴打、言語的虐待、脅迫、睡眠妨害や食事制限、隔離拘禁、長時間にわたる手錠と目隠し。)彼らは何も理由を告げられずに釈放され、「違法な集会」と「武器弾薬の窃盗および許可のない武器弾薬の所持」で起訴されていることに変わりはありません。

被拘禁者の中には、1週間や2週間にわたって手錠をかけられたままだったとか、寝ないように殴打されたり、蹴られたりしたと主張している人々もいます。彼らは同じ部屋の中で拘禁されていたにもかかわらず、お互いに話すことを禁じられ、ほとんどの時間、目隠しをされていました。3日間にわたって立たせ続けられた被拘禁者も何人かいました。彼らは言葉で侮辱され、銃による脅しなどを受けるなど、心理的な拷問も受けました。被拘禁者の中には、夜間に尋問のために部屋から連れ出された人もいました。その間、部屋に残った被拘禁者たちは、叫び声や悲鳴を聞きました。

その上、メイザム・バデル・ジャシム・アルーシークさんは面会に来た父親に、肛門に棒を入れられるなどの性的虐待を受けたと伝えました。

バーレーン人権協会は被拘禁者面会の許可を検察に求める書簡を2回送っていますが、今までのところ1回拒否回答が来ただけです。

(1) 背景情報および2008年1月10日付の監視機構の当局宛の公開書簡、2007年12月21日と2008年1月18日付監視機構プレスリリース参照

(2) メキさんは長年にわたって人権に関する抗議活動に積極的に参加していました。彼は民主主義の復活と被拘禁者の釈放を求める抗議活動で1996年に恣意的に拘禁されたことがあります。また、失業者委員会のムーサ・アブド-アリさんが性的および身体的暴行を受けたことに対する抗議活動に参加したために2005年にも短期間拘禁されたことがあります。

<行動要請>

 バーレーン関係当局に以下の内容の要請をお願いします。

1.いかなる情況にあろうとも、メイザム・バデル・ジャシム・アル-シークさん、ハッサン・アブデルナビさん、アブドゥッラー・モフセン・アブドゥラー・サレーさん、アハマド・ジャッファール・モハマド・アリさん、ナジ・アル-ファティールさん、モハマド・アブドゥッラー・アルーセンガイスさん、モハマド・アブドゥッラー・アルーセンガイスさん、エブラヒム・モハメド・アミン・アル-アラブさんの心身の安全を保障すること。

2.彼らの拘留は彼らの人権活動への制裁目的だけに思え、恣意的であるため、彼らを即時無条件で釈放すること。

3.弁護士や家族との接見および医療へのアクセスを必要に応じて無条件で保障すること。

4.責任者すべてを特定し、文民の資格ある中立の裁判に付し、法に基づいて刑事罰を適用できるよう、これらの拷問・虐待の申し立てに徹底的で公正な調査を命じること。

5.バーレーンの人権活動家に対するあらゆる形態の嫌がらせに終止符を打つこと。

6.1998年12月9日に国連総会が採択した国連人権擁護家に関する宣言の条文、とりわけ、「すべての人は、人権と基本的自由を国内および国際レベルで促進および保護する権利を、個別におよび集団的に所有する」とした第1条、「すべての人は個人であるいは他者と共同で、自らの職業や専門職を合法的に行使する権利を有している」とした第11条、そして「国家は、個別であれ他者との合同であれ、すべての人が、本宣言に記述されている権利の合法的行使の結果により受ける、暴力、脅迫、報復、事実上あるいは法律上の差別、圧力あるいはその他の恣意的行為から資格ある当局の保護を受けるよう保障するために、あらゆる必要な措置をとるものとする」とした第12条2項に従うこと。

7.いかなる情況にあろうとも、国際人権基準とバーレーンが批准した国際人権文書に沿って、国内における人権尊重と基本的自由を保障すること。

<要請先>

バーレーン国王: Cheikh Hamad bin Issa AL KHALIFA
King of Bahrain
Fax: +973 176 64 587

外務大臣: Cheikh Khaled Bin Ahmad AL KHALIFA
Minister of Foreign Affairs
Fax : +973 172 12 6032

法務およびイスラム指導大臣: Cheikh Khalid bin Ali AL KHALIFA
Minister of Justice and Islamic Affairs
Fax: +973 175 31 284

国連大使: Permanent Mission of Bahrain to the United Nations in Geneva
1 chemin Jacques-Attenville
1218 Grand-Saconnex, CP 39
1292 Chambesy, Switzerland
Fax: + 41 22 758 96 50
Email: info@bahrain-mission.ch


<手紙の例文>

例文を添付いたします。手紙を出されるときにご活用ください。

Cheikh Hamad bin Issa AL KHALIFA
King of Bahrain
Your Excellency nbin Issa ALKHALIFA,
I am writing you to express my concern at the arbitrary detention and ill-treatment of Messrs. Maytham Bader Jassim Al-Sheikh, Hassan Abdelnabi, Abdullah Mohsen Abdulah Saleh, Ahmad Jaffar Mohammed Ali, Naji Al Fateel, Mohammed Abdullah Al Sengais and Ebrahim Mohamed Amin Al-Arab. I would like to urge you the followings:

1. To guarantee in all circumstances the physical and psychological integrity of Messrs. Maytham Bader Jassim Al-Sheikh, Hassan Abdelnabi, Abdullah Mohsen Abdulah Saleh, Ahmad Jaffar Mohammed Ali, Naji Al Fateel, Mohammed Abdullah Al Sengais and Ebrahim Mohamed Amin Al-Arab;
2. To release them immediately and unconditionally, since their detention is arbitrary as it seems to merely aim at sanctioning their human rights activities;
3. To guarantee unconditional access to their lawyers, families and any medical treatment they may require;
4. To rder a thorough and impartial investigation into the above-mentioned allegations of torture and ill-treatments, in order to identify all those responsible, bring them before a civil competent and impartial tribunal and apply to them the penal sanctions provided by the law;
5. To put an end to all forms of harassment against human rights defenders in Bahrain;
6. To conform with the provisions of the UN Declaration on Human Rights Defenders, adopted by the General Assembly of the United Nations on December 9, 1998, in particular its Article 1, which provides that "everyone has the right, individually and in association with others, to promote and to strive for the protection and realisation of human rights and fundamental freedoms at the national and international levels", Article 11, which states that "everyone has the right, individually and in association with others, to the lawful exercise of his or her occupation or profession", as well as Article 12(1) that provides "everyone has the right, individually and in association with others, to participate in peaceful activities against violations of human rights and fundamental freedoms";
7. To ensure in all circumstances respect for human rights and fundamental freedoms in accordance with international human rights standards and international instruments ratified by Bahrain.

I thank you for your kind attention to my request.

Yours truly,

<以下、原文>

URGENT APPEAL - THE OBSERVATORY
New information
BHR 001 / 0208 / OBS 017
Arbitrary detention / Ill-treatments / Torture
Bahrain
February 13, 2008

The Observatory for the Protection of Human Rights Defenders, a joint programme of the World Organisation Against Torture (OMCT) and the International Federation for Human Rights (FIDH), has received new information and requests your urgent intervention in the following situation in Bahrain.

New information:

The Observatory has been informed by the Bahrain Center for Human Rights (BCHR) about the ongoing arbitrary detention of Messrs. Maytham Bader Jassim Al-Sheikh, Hassan Abdelnabi, Abdullah Mohsen Abdulah Saleh and Ahmad Jaffar Mohammed Ali, members of the Unemployment Committee, Naji Al-Fateel, member of the Bahrain Youth Society for Human Rights (BYSHR), Mohammed Abdullah Al-Sengais, Head of the Committee to Combat High Prices, and Ebrahim Mohamed Amin Al-Arab, founding member of the Martyrs and Victims Committee and acts of torture and ill-treatments.

According to the information received, on February 3, 2008, the trial of Messrs. Maytham Bader Jassim Al-Sheikh, Hassan Abdelnabi, Abdullah Mohsen Abdulah Saleh, Ahmad Jaffar Mohammed Ali, Naji Al Fateel, Mohammed Abdullah Al Sengais and Ebrahim Mohamed Amin Al-Arab was scheduled to start before the High Criminal Court. Nevertheless, on the morning of that day, while the defendants were not present, the presiding judge informed their lawyers that the session would be postponed to the afternoon. At 3 p.m., without the presence of the defendants' lawyers, the session was adjourned to February 24, 2008. The judge also indicated that the trial could be held any time. They had been charged of "illegal gathering" as well as "theft of a weapon and ammunition and possession of weapon and ammunition without permission", after a demonstration held on December 17, 2007, at the occasion of the Martyrs' Day[1].

On February 3, after the Court session, the prisoners were allowed to talk to their families for a few minutes. Some of them, including Mr. Maytham Bader Jassim Al-Sheikh, informed them that they had been victims of sexual assaults by investigators of the Central Investigation Bureau (CIB), where they were being detained.

On February 6, 2008, Mr. Al-Sheikh was taken from the CIB to the Dry Dock Detention Centre (DDDC), where the legal general attorney doctor visited him and confirmed that he showed clear signs of sexual assault. However, the general attorney office later denied in a press statement that abuses had been observed on the detainees.

As of February 13, 2008, Mr. Al-Sheikh was still detained at the DDDC, while Messrs. Mohammed Al Sengais, Naji Al Fateel, Hasan Abdelnabi and Ahmad Jaffar Mohammed Ali remained detained in the premises of the CIB. Messrs. Al Sengais, Abdelnabi and Ali are presently held in solitary confinement, in a 1x2 meter filthy dark cells filled with insects with their eyes-blinded and hands-cuffed. No further information could be obtained regarding the place of detention of Messrs. Abdullah Mohsen Abdulah Saleh et Ebrahim Mohamed Amin Al-Arab.

On February 11, 2008, the relatives of Messrs. Al-Sengais, Al-Fateel and Abdelnabi were able to visit them. Mr. Al Sengais' relatives reported that he was bearing signs of a scar on the head and that he was complaining of strong headache. They further asserted that on February 10, Mr. Al-Sengais had been dragged, handcuffed behind his back, to the outside of his cell, beaten in the yard by a metallic piece and further tortured by two men. On February 7, 2008, he had been taken to Bahrain Defence Force Hospital for treatment, where the physician had recommended that he be taken to psychiatric hospital for treatment due to the abuse he was enduring. An appointment was set with the psychiatrist for February 24, but later postponed to February 28 because of the adjourned court session.

On the same day, Messrs. Fateel and Abdelnabi told their family members that they were subjected to beatings when they protested against what happened to Mohammed Al-Sengais and demanded that he be transferred to the hospital. Mr. Al-Fateel further asserted that he was increasingly suffering from the consequences of the ill-treatment he had been subjected to, and that he had been placed with other detainees charged with criminal offences and infected with communicable diseases.

Mr. Abdelnabi told his family members that he has been under pressure and threats of sexual abuse aiming at pushing him to reveal plans and future activities of the Detainees' Committee in which his wife is involved.

The Observatory is highly preoccupied with these allegations of torture and ill-treatment, which seem to aim at discouraging the Bahraini society to get involved in human rights activities, and urges the Bahraini authorities to guarantee in all circumstances the physical and psychological integrity of these human rights defenders and release them immediately, as their detention is arbitrary.

The Observatory also recalls that despite that it has already denounced on several occasions these arbitrary detentions and allegations of torture and ill-treatments, the situation of the above-mentioned human rights defenders has not improved.

Background information:

On December 17, 2007, a peaceful demonstration at the occasion of the Martyrs' Day, in the Sanabis area, aiming at paying tribute to victims of torture in the past, was violently dispersed by members of the riot police and of the special security force, who heavily resorted to tear gas and rubber bullets. Mr. Ali Jassim Meki, a human rights defender close to the HAQ Movement of Liberties and Democracy, who participated in the demonstration, died a few hours later[2].

Between December 21 and 28, 2007, members of the Special Security Forces began a wave of arrests that targeted more than 60 activists. As of January 8, 2007, 28 remained in detention, including 11 human rights defenders. Allegedly, all human rights defenders who were arrested had been involved in public protests during the last few years that related to economic and social rights and restrictions on freedoms. As of January 9, some of these human rights defenders have had access to their lawyers and family, but none of the lawyers were given access to their clients' files.

Messrs. Shaker Mohammed Abdul-Hussein Abdul-Al, Majid Salman Ibrahim Al-Haddad and Nader Ali Ahmad Al-Salatna were released on January 10, 2008 and have since then reported that they had been submitted to acts of torture and ill-treatments (beatings, verbal abuse, threats sleep and food deprivation as well as solitary confinement and prolonged use of handcuffs and eye blindfolds). The three men were released with no explanation and they remain charged of "illegal gathering" as well as "theft of a weapon and ammunition and possession of weapon and ammunition without permission".

Indeed, some of the detainees claimed that they were handcuffed for one or two weeks and beaten and kicked in order to prevent them from sleeping. They were also prevented to speak with each other, although being detained in the same room, and were blindfolded most of the time. Some detainees were forced to stand up for more than three days. They were submitted to psychological torture, being insulted verbally and threatened, in one case with a gun. Some of the detainees were taken out of their cell at night for interrogation ; meanwhile the other detainees could hear cries and screams.

Furthermore, Mr. Maytham Bader Jassim Am-Sheikh was visited by his father and told him that he had been subjected to sexual abuse, including rectal penetration with a stick.

The Bahrain Human Rights Society has written twice to the Public Prosecutor requesting authorisation to visit the detainees but so far they received only negative responses.

Actions requested :

Please write to the authorities of Bahrain urging them to :

i. Guarantee in all circumstances the physical and psychological integrity of Messrs. Maytham Bader Jassim Al-Sheikh, Hassan Abdelnabi, Abdullah Mohsen Abdulah Saleh, Ahmad Jaffar Mohammed Ali, Naji Al Fateel, Mohammed Abdullah Al Sengais and Ebrahim Mohamed Amin Al-Arab;

ii. Release them immediately and unconditionally, since their detention is arbitrary as it seems to merely aim at sanctioning their human rights activities;

iii. Guarantee unconditional access to their lawyers, families and any medical treatment they may require;

iv. Order a thorough and impartial investigation into the above-mentioned allegations of torture and ill-treatments, in order to identify all those responsible, bring them before a civil competent and impartial tribunal and apply to them the penal sanctions provided by the law;

v. Put an end to all forms of harassment against human rights defenders in Bahrain;

vi. Conform with the provisions of the UN Declaration on Human Rights Defenders, adopted by the General Assembly of the United Nations on December 9, 1998, in particular its Article 1, which provides that "everyone has the right, individually and in association with others, to promote and to strive for the protection and realisation of human rights and fundamental freedoms at the national and international levels", Article 11, which states that "everyone has the right, individually and in association with others, to the lawful exercise of his or her occupation or profession", as well as Article 12(1) that provides "everyone has the right, individually and in association with others, to participate in peaceful activities against violations of human rights and fundamental freedoms";

vii. Ensure in all circumstances respect for human rights and fundamental freedoms in accordance with international human rights standards and international instruments ratified by Bahrain.

Addresses:

- Cheikh Hamad bin Issa AL KHALIFA , King of Bahrain, Fax : +973 176 64 587
- Cheikh Khaled Bin Ahmad AL KHALIFA, Minister of Foreign Affairs, Tel : +973 172 27 555; fax : +973 172 12 6032
- Cheikh Khalid bin Ali AL KHALIFA, Minister of Justice and Islamic Affairs, tel : +973 175 31 333; fax : +973 175 31 284
- Permanent Mission of Bahrain to the United Nations in Geneva, 1 chemin Jacques-Attenville, 1218 Grand-Saconnex, CP 39, 1292 Chambesy, Switzerland. Fax: + 41 22 758 96 50. Email: info@bahrain-mission.ch

***
Paris-Geneva, February 13, 2008

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[1] See Background information as well as Observatory Open Letter to the authorities of January 10, 2008 and Observatory Press Releases of December 21, 2007 and January 18, 2008.
[2] Mr. Meki had actively taken part in human rights protests over the past years. He had been arbitrarily detained in 1996, in the framework of protests calling for the restoration of democracy and the release of detainees. He had also been briefly detained in 2005, for taking part in a demonstration to protest against sexual and physical assaults that had been perpetrated against Mr. Mussa Abd-Ali, an activist from the Committee of Unemployed People.