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2006.08.21
意見・主張
  
部落解放・人権研究所第64回総会を開催しました

 当研究所は、2006年6月30日、クレオ大阪西にて、第64回総会を開催しました。その議事の概要を紹介いたします。

 司会の中村清二理事より総会の開会が告げられ、定款25条に基づき寺木伸明理事長が議長に就任し、主催者代表挨拶が行われました。議長は、まず書記を任命し、議事録署名人を指名し、参加者により了承されました。

 その後、来賓を代表して組坂繁之さん(部落解放同盟中央本部)、赤井隆史さん(部落解放同盟大阪府連合会)、野内勲さん(大阪府教育委員会)からそれぞれ挨拶をいただきました。

 総会成立を報告した後、議事の審議に入りました。第1号議案「2005年度事業報告(案)」では友永健三理事・所長が、2005年度の事業報告を概括的に行いました。具体的には、「職業と世系に基づく差別」の撤廃、「人権教育のための世界プログラム」の創造、「人権侵害救済法」(仮称)等の制定、戦後60年、「部落地名総鑑」発覚30年にちなんだ取組みについて報告しました。提案の後、議案が参加者に諮られましたが、法律・狭山部会長の松本健男さんから、狭山事件第三次再審請求について意見が述べられました。この意見も踏まえ、第1号議案は承認されました。

 第2号議案「2005年度会計決算報告(案)」については養父知美理事が、第3号議案「2005年度会計監査報告」については、村井茂監事が提案し、いずれも参加者全員異議がなく、承認されました。

 さらに、第4号議案「2006年度体制(案)」及び第5号議案「2006年度基本日程」について黒川みどり理事が提案を行い、いずれも異議なく、承認されました。

 次いで、第6号議案として、「『高齢者等の雇用の安定等に関する法律』の改正に伴う研究所職員就業規則の改正(案)」ならびに「国・大阪府の給与構造改革に伴う研究所職員賃金規則の改正(案)」について、平沢安政理事から提案がなされました。第6号議案についても、異議なく承認されました。

 全議案の審議を終えた後、大野町子副理事長が閉会の挨拶を行い、第64回総会は終了しました。

 総会終了後、第2部記念講演として、奥田均さん(近畿大学教授、当研究所理事)が、2005年に実施された「人権問題に関する府民意識調査」の結果を踏まえて、現在もなお残る厳しい差別意識の状況、とりわけ1995年以来むしろ悪化している部落に対するマイナスイメージや忌避意識について講演されました。なお、奥田さんの講演内容の詳細については、『ヒューマンライツ』2006年8月号をご参照ください。