各部室の抱負
〈総務部〉
昨年6月、公益法人改革に関する三つの法律が公布され、2008年12月までに施行される運びとなっています。この制度改革の流れにあわせて公益社団法人認定をめざした諸準備を総務部が中心となって進めていきます。あわせて会員制度の充実にも努めていきます。
〈啓発企画室〉
4月より新室長を迎え、新たな体制で啓発事業を展開します。また、多くの出会いを大切にし、部落差別をはじめとするあらゆる差別に反対するネットワークの構築にむけて努力します。
〈研究部〉
キャリア教育と人権、企業報告書における人権記述調査の報告書や『史料集長吏文書』を発刊すると共に、2007年度は、新たに児童養護施設経験者の学校から社会への移行調査、部落問題の参加型学習教材の開発研究、研究所ホームページの大幅リニューアル等に取組みます。
〈図書資料室〉
新年あけましておめでとうございます。
部落解放・人権研究所図書資料室(りぶら)では、部落問題・人権関係図書・資料の専門図書館として情報収集と発信を行っています。
ご自宅からでも蔵書データ、文献データを検索することができます。また、お電話による学習相談もお受けしておりますので、気軽にご利用下さい。
まずは、一度、気軽にのぞいてみてください!人権問題についての学習相談にも応じています。
本年もみなさんの一層のご利用をお待ちしています。
検索される場合は、こちらをご利用下さい。
〈編集販売部〉
2006年は、歴史、法律、メディア、教育に関する書籍のほか、昨年よりスタートした入門書シリーズ『ヒューマンライツベーシック』を2冊発行しました。また、新しいジャンルとしては「コミュニティワーク」や「ジェンダー」についての書籍も加わり、人権という枠組みを広げるジャンルの出版物を発行しました。2007年は、いまいちど人権研究所の出版物に求められているものを見直し、ニーズの高いテーマの書籍化を実現していきたいと考えています。月刊『ヒューマンライツ』でも新しい連載が始まります。どうぞよろしくお願いします。