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2007.09.20
意見・主張
  

髙野眞澄先生退職記念論文集

 『これからの人権保障』出版記念会を開催しました。

 これまで部落問題解決・人権確立の視点から、憲法学研究に取り組んでこられた髙野眞澄先生が、すべての教育職から退かれました。髙野先生のこれまでのご活躍を称え、人権確立に向けた「闘い」を継承していく決意を示す意味をこめて、13人の人権問題・法学研究者が退職記念論文集を執筆し、髙野先生に献呈しました。

 その出版記念会を、去る7月28日、大阪市内のレストランにおいて、開催しました。

 司会の山崎公士教授が開会を告げ、祝賀会世話人代表の武者小路公秀教授がご挨拶をされました。

 横田耕一教授が「これからの人権保障 髙野眞澄先生退職記念」のご本を髙野先生に贈呈し、来賓の組坂繁之さん(部落解放同盟中央執行委員長)のご挨拶を受け、松本健男弁護士の発声による乾杯の後、松岡徹参議院議員、江橋崇教授、岡田健悟部落解放同盟香川県連合会委員長、喜岡淳香川人権研究所事務局長が、お祝いの言葉を述べられました。

 その後、髙野先生からのご挨拶を頂きました。先生は「'80年代後半の部落解放基本法検討会、'90年代からのマイノリティ研究会で、何かしら人生設計の中で、自信をつけさせていただいて、よかったなという感を致しているところです」とこれまでの人権活動・研究活動を振り返られ、そして記念本の執筆者や編者、出版記念会の主催者に謝辞を述べられました。また、お連れ合いの髙野弘子さんからも、会の開催について謝辞をいただきました。

 その後、髙野先生ご夫妻を中心に記念撮影を行い、記念会は幕を閉じました。

 なお、髙野眞澄先生退職記念論文集『これからの人権保障』については、後日、改めてご紹介したいと思います。

(文責:李嘉永)