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2008.10.29
意見・主張
  

部落解放・人権研究所2008年度第2回理事会を開催しました。

 2008年9月13日(土)午後1時半より大阪市内の大阪人権センターにおいて、社団法人部落解放・人権研究所2008年度第2回理事会が開催されました。

開会にあたって寺木理事長は「この理事会は研究所改革の方向を議論する大事な理事会であり、臨時理事会開催も含めた議論を尽くして12月の理事会には方向を決定したい」と挨拶の後、議事に入りました。

第1号議案「2008年度後期事業計画(9月14日以降)」では、とくに自主財源に関わって雑誌『ヒューマンライツ』の購読拡大についての意見と、各種講座事業の参加者数の拡大についての意見が出されました。

第2号議案「部落解放・人権研究所改革方針(案)」は、5月31日の理事会において設置された「部落解放・人権研究所改革プロジェクトチーム」(座長:奥田均理事)の改革方針案が議論されました。

報告は、1.改革プロジェクトチームの取り組み、2.研究所のおかれている状況についての認識、3.研究所の役割と課題、4.研究所の運営、5.研究所の経営の基本方針、6.新たな取り組みへのチャレンジ、7.体制、8.改革への今後の取り組み、について奥田理事から報告がありました。

改革に向けて、今後は臨時理事会を開催し、「部落解放・人権研究所改革方針推進委員会」を設置し、12月理事会、第69回総会での提案に向けて、具体化の作業に着手していくことが承認されました。

なお、これとあわせて2008年度に「創立40周年記念出版事業および財政基盤強化のための支援(カンパ)」を募ることも承認されました。

その後、第3号議案「2008年9月14日以降の基本日程」ならびに第4号議案「その他(2008年度会員状況)」について、議論がなされ両議案とも承認され、最後に友永健三理事・所長が閉会挨拶を述べて理事会を終了しました。