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2012.08.09
意見・主張
  

原田伴彦記念基金2012年度国際人権人材養成派遣事業 募集要綱

原田伴彦記念基金の事業の一環として、1987年度以降、スイス・ジュネーブへ若手の研究者や活動家を国連の人権活動から学ぶために国際人権人材要請派遣事業を実施してききました。しかし、受け入れ事務所であったIMADRジュネーブ事務所の専従者が不在になったため、2007年度以降その実施を中止していましたが、2010年1月から専従者が配置されたことに伴い、2010年度から国際人権人材養成派遣事業を再開しました。2012年度に関して、以下の内容で事業を実施します。

1,事業名・・・国際人権人材養成派遣事業

 

2,趣旨・・・日本に在住する若手の研究者、活動家を国連人権理事会等へ派遣することによって、国際人権に関する研究者、人権活動家を育成するための一助にする。とりわけマイノリティのバックグラウンドを持っている若者で、当基金での派遣を必要としている人材を育成する。

 

3,時期・・・2013年2月下旬~3月末までの間4週間程度(具体的な日程は、該当者が決定した段階でご連絡します。)

 

4,派遣場所・・・スイス・ジュネーブ

 

5,受け入れ団体・・・反差別国際運動(IMADR)

同ジュネーブ事務所がインターンとして受け入れ

 

6,現地での活動・・・人権理事会・人種差別撤廃委員会の傍聴・報告書作成補助、人権関連の会合への参加、IMADRジュネーブ事務所のインターンとして求められる業務

 

7,IMADR東京事務所での事前研修と事後報告・・・ジュネーブでのインターンの事前研修と事後報告に各1回参加して頂きます(事前研修は、スカイプ等で行なう場合もあります)。

 

8,支給額・・・60万円

 

9,募集期間・・・2012年8月1日~10月31日→ 11月24日まで延長

 

10,募集人数・・・1名

 

11,申し込み・・・①略歴と②応募にあたっての決意を2000字程度にまとめて申し込むこと。(両者とも日本語と英語で)なお、応募された書類については、派遣決定の有無に関わらず返送いたしません。

 

12,必要条件・・・以下の条件を満たしていること。

  ①国際人権についての基礎的な理解

  ②英語力(人種差別撤廃委員会や人権理事会でのやりとりが理解できる程度)

  ③人権活動への参加経験(あれば好ましい)

  ④推薦者2名(簡単な推薦状が必要)

 

 

13,申込方法

・電子メールまたは郵送

①電子メールのアドレス   tomoken@blhrri.org 原田伴彦記念基金国際人権人材養

成事業担当 宛

  1. 郵便の場合の送付先  〒552-0001 大阪市港区波除4-1-37 HRCビル8階

                部落解放・人権研究所内

 原田伴彦記念基金国際人権人材養成派遣事業係 宛

 

 14,選考方法

  武者小路公秀(反差別国際運動日本委員会理事長)さんを中心に関係者で選考する。

 

15,通知

   2012年12月10日までに、選考結果を通知する。

 

16,派遣された後の条件

  ①『ヒューマンライツ』への報告原稿

  ②『部落解放研究紀要』への報告原稿

(字数、提出期限等は派遣決定後に通知します。いずれも、原稿料は支払いません。)

 

17,問い合わせ先

   電子メール:tomoken@blhrri.org