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2008.10.29
啓発事業<部落解放・人権大学講座>

部落解放・人権大学講座自由研究レポート紹介


(社)部落解放・人権研究所
部落解放・人権大学講座事務局


『解放大学講座』は、1974年開講されて33年、2006年度末修了生4246名、修了生の方々の多くは、企業や行政の職員研修や市民啓発や教育現場の人権教育・啓発研修の推進者として活躍しています。

解放大学講座のプログラムの概要は、部落問題・人権問題の講義、被差別地区・沖縄出身者の多住地域などのフィールドワークや大阪人権博物館(リバティおおさか)水平社博物館などの見学の取り組みも設けられ、日程は、二十九日間、約半年間です。

  • この講座で特色のある取り組みの一つが、七日間の「自己啓発学習」で、助言者のアドバイスを受けながらグループの仲間と話し合い、受講生一人一人の中にある部落問題や差別・被差別体験をしっかりと見つめ直し、掘り下げて考え「自らの生き方の問題」として捉え直します。この学習で多くの受講生が新しい発見と感動を体験します。
  • 自由研究レポート作成は、「解放大学講座」の学びの総括を行なうもので、もう一つの特色ある取り組みです。
    研究テーマは、受講動機や自己啓発学習で見出した問題意識をもとに、各自で設定して日程の後半にレポートを作成します。この取り組みは「一人一人の問題意識を掘り下げる」「自己学習の力を高める」「受講生から研修のリーダーへ、発信する力をつける」狙いです。このレポート作成の過程で受講生一人一人が部落問題・人権問題に関する主体的な問題意識を見出し、掘り下げて考えていきます。自ら設定したテーマに取り組み、専門的な知識を深め、自分の考えを意見として客観的に表現するレポートにまとめます。そして、後期宿泊研修の機会に、このレポートを受講生の仲間の前で発表し、自らの意見を他者に適確に伝える力を高めます。
  • 自由研究レポートの中には、自らの意識を掘り下げ、他者に適確に伝える工夫をしているものが多くあります。2004年度受講生のレポート150本余りの中の一部を2005年度から啓発情報誌「ヒューマンライツ」に紹介していますが、雑誌のスペースがなかなか確保できません。2004年度分は2005年度発行分に7本、2005年度分は2006年度発行分に4本しか紹介できていません。そこで、ホームページで紹介することになりました。
  • 今回ホームページで紹介する一つ、2005年度受講生の守屋さんのレポートは、本文もボリュームがあり、資料なども充実していたので、2007年7月号のヒューマンライツに掲載しましたが、雑誌のスペースの都合で、本文も大幅にカット、資料は全てカットしたところ、関心が高く全文を見たいと申し出があり、改めて全てをホームページで紹介することにしました。黒瀬さんのレポートも2005年度分で、ヒューマンライツのスペースが確保できなかったので掲載を諦めていたものですが、興味深いものですから、ホームページで紹介することにしました。森垣さんのレポートは2006年度受講生のものですが、ボリュームがあるものですから、ヒューマンライツでは掲載できませんので、ホームページで紹介することにしました。森垣さん以外の2006年度分は順次ホームページで紹介する予定ですが、一部はヒューマンライツに掲載することになるかも知れません。
  • レポートは専門研究者のものではありません。受講生のみなさんは、仕事を持ちながら、「解放大学講座」受講中に参考文献などを「探し・読み・考えをまとめ」更にレポートを作成するために大変な努力をされたと思います。

そんな成果としてこの自由研究レポートを読んでいただけたら幸いです。