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国連文書・訳文
 
掲載日:2001.8.21

日本における被差別部落民のおかれている
現状と差別撤廃に向けた課題

2001年2月
部落解放同盟中央本部
社団法人部落解放・人権研究所

2001年8月、南アフリカのダーバンで開催される反人種主義・差別撤廃世界会議は、世界中から一切の差別を撤廃し恒久平和を構築していく上で重要な意義をもっている。

 この世界会議を成功させるため、2000年10月23日、24日の両日、スリランカのコロンボにおいてアジアNGOファシリテーティング・チーム会合が開催された。

 その中で、アジア各地に存在しているさまざまな被差別民衆の実態を明らかにし、その原因、犠牲者、防止策、救済策、戦略等を提言していくこととなった。

 以下の原稿は、今回、イランのテヘランで開催される世界会議に向けたアジア地域の会合に向けて作成した日本の被差別部落民が置かれている状況に関する報告草案である。

 8月の国際会議に向けて、多くの人びとの協力を得て、さらに充実した報告書を完成させ、ダーバン宣言・行動計画の中に部落差別をはじめとする「職業と世系に基づく差別」を撤廃するために役立つ項目が盛り込まれることを期待するものである。


1. 部落問題の概説

2. 被差別部落民のおかれている実態

A. 生活
B. 暴力
C. ジェンダー
D. 機会の平等
E. 命と安全
F. 土地と労働、
G. 雇用
H. 結婚
I. グローバリゼーション

3. 日本国内の基準

4. 国際基準

5. 公務員、警察官、検察官、裁判官

6. 結論

A. 日本政府への要求
B. 地方自治体への要求
C. アジア・太平洋地域への要求
D. 国連等への要求
E. 企業への要求
F. 宗教団体への要求
G. マスメディアへの要求
H. 大学等への要求

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この報告書草案について、さらに詳しい情報については、以下の所まで御連絡下さい。

・部落解放同盟中央本部
〒106-0032東京都港区六本木3-5-11
Tel:03-3586-7007, Fax:03-3585-8966
ホームページ: http://www.bll.gr.jp/
Eメール: honbu@bll.gr.jp

・部落解放・人権研究所
〒556-0028大阪市浪速区久保吉1-6-12
Tel:06-6568-0905, Fax:06-6568-0714
ホームページ:http://blhrri.org
Eメール: □□□□

※なお、2ヶ月に1回、部落問題に関する英文のニュース“Buraku Liberation News”を発行しており、ホームページの英語ページでも見ることができます。