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書籍・ビデオ案内
 
川西市の全国初の試み「子どもの人権オンブズパーソン」。様々な悩みを抱える子どもや周囲の大人たちの声を受け止めつつ、総合的な子ども施策化をめざす実践の現場からの報告。

人権ブックレット57
はい、子どもの人権オンブズパーソンです
―兵庫県川西市の試みから―

住友 剛
A5判・80頁・4月発行予定・予価700円+税
ISBN4−7592−8057−X
もくじ

はじめに

1.私たちはどんな仕事をしているのか?

―「子どもの人権オンブズパーソン」の活動―
簡単な自己紹介から
オンブズパーソンの仕事―あるモデルケースを参考に―
相談活動/調整活動/申立てから調査、勧告・意見表明等へ
そこで働く人びと―パーソン、専門員、事務局―/他の仕事は?

2.川西市にオンブズ制度ができるまで

「生きているのがつらい」子どもたちのために
「子どもの実感調査」の結果をもとに/子どもの現状を理解するところから
「子どもの人権と教育」検討委員会の提言から
具体的な条例案検討の過程で

3.子どもの権利擁護システムをどう考えるか

「ベッドタウン」だからこそ生じやすい問題
オンブズ制度などに関する研究・取り組み
国連子どもの権利委員会の総括所見から

4.この仕事をとおして強く感じること

制度を通じて見えてきた希望/活動はいつも自らを問われる過程
実効ある制度にするために必要なこと/おわりに