刊行にあたって 寺木伸明
総論―現代の部落史研究の意義と課題 渡辺俊雄
1 戦後部落史研究の諸課題
日本国憲法と部落問題 髙野眞澄
占領政策と部落解放運動の再出発 渡辺俊雄
部落解放運動の展開とその記録 竹森健二郎
同和行政論 吉村智博
同和教育、解放教育、人権教育 平沢安政
『破戒』をめぐる百年 太田恭治
高度経済成長と部落の生活実態 石元清英
2 戦後の部落問題研究と今後の課題
部落(民)アイデンティティ 内田龍史
部落の民俗伝承 中村水名子
司法と部落問題 中村清二
狭山事件 笠松明広
戸籍制度と部落問題 佐藤文明
部落実態調査概史 菱山謙二
メディア社会の人権 西村寿子
国際的視野からみた部落問題 友永健三
3 あらゆる差別撤廃に向けた発信
在日朝鮮人と在日外国人 高野昭雄
沖縄 戸邉秀明
ハンセン病 宮前千雅子
障害者 勝野有美
ジェンダー 熊本理抄
人種主義 竹沢泰子