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■当研究所が編集・発行する出版物、研究紀要、人権啓発教材、英語書および各種ニュースレターなど。
部落解放研究174号(2007.2)
森 実
自己の捉えかえしを追求し、行動力を育み、普遍性を位置づけようとする現代の人権学習や人権啓発のプログラムづくりにとって、成 人学習論が大いに参考になる。
本稿では、マルカム・ノールズ、パウロ・フレイレ、ヴィゴツキー、ジーン・レイヴ、ジョン・シーリー・ ブラウンなどの学習論を引きながら、それらが人権学習や人権啓発を考えるうえでどのように参考になりうるかを論じている。この覚え 書きをきっかけに、成人学習論をベースに据えた人権学習や人権啓発の議論が広がることを期待したい。