「北京+５」から二〇〇一年人種主義反対差別撤廃会議へ
―草の根と国連とをつなぐ立場で―

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　二〇〇〇年六月、米国のニューヨークで国連の「北京+５」総会が開かれ、二〇〇一年八月には、南アフリカのダーバンで、やはり国連の「反人種主義差別撤廃会議」が開催されることになっている。両会議にはＮＧＯも困難な状況の中で参加することに努めている。しかし、両会議は、差別と闘う現場の活動家のみなさんにとって、とくにジェンダー差別が重なる複合差別と闘っておられるみなさんにとってもとくに大切である。参加を後衛だけにまかせないで、前衛の活動家の積極的な関わりが期待されている。