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■当研究所が編集・発行する出版物、研究紀要、人権啓発教材、英語書および各種ニュースレターなど。
社会性評価結果からみる日本企業の現状と課題
岸本 幸子
内外の企業不祥事やそれに起因する企業の破綻が続いている。昨日までの優良企業が社会的に転落する状況のなかで、企業統治や社会的責任に対する関心が高まっている。
パブリックリソースセンターでは、2002年12月に国内全上場企業を対象に「企業の社会性に関する調査」を実施した。本稿では同調査の結果にもとづき、日本企業の社会的責任に関する取り組み状況を、ガバナンス/アカウンタビリティ、マーケット、雇用、社会貢献、環境という5つの側面から報告し、現状と課題を分析する。