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2004.10.19
書籍・ビデオ案内
 
被差別部落出身の若者への
地域就労支援事業に関する若干の考察
─大阪府A市B地区について─

フリーター問題研究会事務局

 今日の日本では、かつてなかったほどに雇用の流動化が進み、それにともなって若年失業者やフリーターが増加している。

 本小稿の目的は、「マイノリティ」の一つである部落出身の若者を取りあげ、大阪府で実施されている地域就労支援事業(以下、支援事業)について明らかにすることである。

 具体的には、若者に対する支援が高く評価されている大阪府A市B地区を中心とした事例を取りあげた。

 そして、この事例を検討した結果、四つの成果と四つの課題が導き出されたのである。