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2005.07.12
書籍・ビデオ案内
 
小学校における取り組み
   ─松原市立布忍小学校の事例から─

幸  隆之
矢野 智史

 布忍小学校では、人権を基盤に今日的な教育課題をテーマに展開している「総合的な学習の時間」の取り組みを「ぬのしょう、タウン・ワークス」と呼んでいる。

 そのカリキュラムのなかには、「仕事」や「自分史」、「進路、生き方」が位置付き、そのなかで自分の保護者や、地域で働く人々、また、夢を持って働いているたくさんの人に出会う。

 そのなかで、子どもたちは自分を見つめ、自分の保護者を見つめ、自分の生活を見つめ、仲間とともに「共感的理解」を育みながら、自分の「生き方」を考えていくプログラムである。