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2005.09.15
書籍・ビデオ案内
 
部落史関係文献目録
(2004年4月〜2005年3月)
  1. 本目録は、概ね2004年4月から2005年3月までの間に発表された、もしくはそれ以前に発表されながら前年度の文献目録に収録できなかった部落史関係の著作・論文を対象に収録した。
  2. 全体を(1)単行本、(2)逐次刊行物、(3)部落問題・人権関係逐次刊行物に分類し、(1)は編著者の、(2)と(3)は逐次刊行物の50音順に配列した。
  3. 本目録は、部落解放・人権研究所が基礎になるデータを収集して一覧を作成し、さらに各地研究所(研究会)がこれを補充するという、共同作業によって作成した。
  4. 2005年4月以降のデータを含め、本目録に収録しきれなかった文献については、当研究所ホームページ中の文献データベースを用いて検索できる(http://web-db.blhrri.org/navi/index_ronbun.htm)。

(1)単行本
『香川の部落解放運動史(戦後編)香川県水平社八〇周年記念誌』部落解放同盟香川県連合会、2004/12
『人権文化の礎』解放新聞社徳島支局、2005/02
『第10回全国部落史研究交流会』和歌山人権研究所、2004/08
『ツラッティ千本 十年の歩み』京都市文化市民局市民生活部人権文化推進課、2005/01
『2004年秋特別展 舳松の人びととくらし 部落のくらしが闘いだった』舳松歴史資料館、2004/11
『人の世の熱と光を求め続けて 先人の苦難の歩みに学ぶ』岐阜市黒野共栄館・栄町同和教育啓発研究会、2004/07
『部落問題とハンセン病問題 その重なりから見えてくるもの』真宗大谷派、2005/01
『ふるさとを見つめて 天部村・東三条の歴史』部落解放研究東山実行委員会、2005/01
『名人 阪田三吉特別展 第16回 阪田名人と将棋の世界 特別展資料』舳松歴史資料館、2004/05
『歴史の中のサンカ・被差別民 謎と真相』〈別冊歴史読本87〉、新人物往来社、2004/06

〈ア〉

秋定嘉和『部落の歴史 近代』部落解放・人権研究所、2004/04

〈イ〉

石上英一ほか企画編集委員『日本の時代史22 自由民権と近代社会』吉川弘文館、2004/03
 ・今西一「「四民平等」と差別」
石瀧豊美『部落史は思ったよりおいしい』イシタキ人権学研究所、2004/03
石瀧豊美『筑前竹槍一揆の研究(石瀧豊美論文集)』イシタキ人権学研究所、2004/ 10
井上琢智/阪倉篤秀/村田治編『幕末の浪士の如く 安保則夫さんを覚えて』自費出版、2004/05
井上徹/塚田孝編『東アジア近世都市における社会的結合 諸身分・諸階層の存在形態』〈大阪市立大学文学研究科叢書3〉、清文堂出版、2005/03
岩間一雄編『三好伊平次の思想史的研究』三好伊平次研究会、2004/09

〈ウ〉

上杉聰『これでわかった! 部落の歴史 私のダイガク講座』解放出版社、2004/ 12
魚住昭『野中広務 差別と権力』講談社、2004/06

〈オ〉

大阪市立大学文学研究科叢書編集委員会編『都市の異文化交流 大阪と世界を結ぶ』〈大阪市立大学文学研究科叢書 第2巻〉、清文堂出版、2004/03
 ・塚田孝「大阪における傾城町の成立と性格」
大阪人権博物館編刊『つくられる日本国民 国籍・戦争・差別』〈特別展展示解説図録〉2004/04
大阪人権博物館編刊『大阪人権博物館年報』13、2004/10
大阪の部落史委員会編『大阪の部落史 第1巻 史料編 考古/古代・中世/近世1』解放出版社、2005/01
太田恭治/中島順子/山下美也子編『学習ガイドブック 人権総合学習作って知ろう! かわ・皮・革』解放出版社、2004 /05
 ・中尾健次「úL皮革の仕事と歴史/大阪・渡辺村と皮革産業 近世から近代にかけて」
沖浦和光『陰陽師の原像 民衆文化の辺界を歩く』岩波書店、2004/10
沖浦和光/寺木伸明/友永健三編『アジアの身分制と差別』解放出版社、2004/09
小武正教『親鸞と差別問題』法藏館、2004 /04
表章『大和猿楽史参究』岩波書店、2005/03

〈カ〉

学術文献刊行会編集『日本史学年次別論文集 近世2-2002年』朋文出版、2004/07
 ・朝尾直弘「生駒家と座頭・瞽女仲間」
 ・三好昭一郎「徳島城下における「溢れ者」の横行とその対策」
 ・山本尚友「近世近江の陰陽師村の消長」
 ・尾本師子「江戸幕府御絵師の身分と格式」
 ・林淳「近世三河万歳の組織」
学術文献刊行会編集『日本史学年次別論文集 近現代3-2002年』朋文出版、2005 /02
 ・松田京子「帝国の博覧会と「東洋の商都」大阪 世紀転換期の帝国意識と「貧民街」移転問題をめぐって」
学術文献刊行会編集『日本史学年次別論文集 日本史学一般2002年』朋文出版、2005/03
 ・和田勉「延命寺の「記録」 幕末から明治前期の宗教政策について 史料紹介」
 ・峯岸賢太郎「穢れ観念と部落差別 その不可分性と穢れ観念の位置 上」
 ・峯岸賢太郎「穢れ観念と部落差別 その不可分性と穢れ観念の位置 下」
 ・大山喬平「身分的周縁をめぐって ゆるやかなカースト社会」
 ・松下志朗「前近代社会における「触穢」について」
 ・吉田徳夫「丹波国の寺院史料の基礎的考察 部落寺院の改派と寺号獲得を巡る問題について」
 ・安達五男「兵庫県における部落問題の教育史的研究 『関係史料集』の公刊と研究の展開」
 ・笹田教彰「殺生禁断と肉食」
火葬研究協会立地部会編『火葬場の立地』日本経済評論社、2004/12
鎌田慧『狭山事件 石川一雄、41年目の真実』草思社、2004/06

〈キ〉

京都市歴史資料館編刊『京都武鑑 下 叢書京都の史料8』2004/02
京都大学文学部日本史研究室編『京都雑色記録2 小島氏留書2』〈京都大学史料叢書8〉、思文閣出版、2003/08
京都府立高等学校人権教育研究会編刊『高校人権教育資料第41集・2004年度 見つめる・語り合う・つながる人権教育』2005/03
 ・山本尚友「被差別部落の歴史」

〈ク〉

黒川みどり『つくりかえられる徴 日本近代・被差別部落・マイノリティ』解放出版社、2004/11

〈サ〉

佐藤敬子『信州・佐久の仕事とくらし 江戸時代の浅科』信州農村開発史研究所、2004/08
三田市総務部市史編さん課編『三田市史 第9巻 民俗編』三田市、2004/03
 ・永瀬康博「úJ家の生活 第二章なりわいの民俗 第四節 畜産」

〈シ〉

芝房治・村上誠子『凛として 村上誠子の半生』部落問題研究所、2004/08
新宮市教育委員会編刊『人権からみた新宮のあゆみ(草稿)』、2005/03

〈ス〉

吹田市立博物館編刊『ことのしらべ 琵琶法師から当道座へ 特別展展示図録』2004/04
杉之原寿一編『部落問題に関する現代文献・資料目録』兵庫人権問題研究所、2004/04

〈セ〉

世界人権問題研究センター編集『講座・人権ゆかりの地をたずねて 2003年度講演録 ボランティア人権ガイド養成講座』世界人権問題研究センター、2004/03
 ・川嶋將生「金閣と銀閣 猿楽者と庭者」
 ・山路興造「歌舞伎誕生四〇〇年 出雲の阿国その実像」
 ・村井康彦「千利休 その人と芸術」
 ・福田雅子「この子らを世の光に 近江学園と糸賀一雄」
 ・上田正昭「京都の近代化と町衆の学問」
 ・仲尾宏「耳塚ではなく鼻塚だった 秀吉の野望と誤算」
 ・秋定嘉和「人生における教育の重要性 戦前京都の識字問題」
世界人権問題研究センター編『散所・声聞師・舞々の研究』思文閣出版、2004/12
世界人権問題研究センター編刊『世界人権問題研究センター十年史』2004/12
全国同和教育研究協議会編『対立から対等へ 歴史に学ぶ』オフィスプロシード、2004/08
 ・上杉聰「キリシタン弾圧と部落差別の相克」

〈ソ〉

続日本紀研究会編『続日本紀の諸相 創立五十周年記念』塙書房、2004/10
 ・森明彦「古代日本における差別と排除の論理二考」

〈タ〉

高橋啓先生退官記念論集編集委員会編・発行『高橋啓先生退官記念論集 地域社会史への試み』2004/06
 ・山下隆章「近世讃岐高松藩における『乞喰』身分の芸能興行 幕末期における人形芝居興行の再興とその経営」
竹沢泰子編『人種概念の普遍性を問う 西洋的パラダイムを超えて』人文書院、2005/02
 ・黒川みどり「人種主義と部落差別」
 ・高木博志「近代天皇制と賤・穢」

〈ト〉

東上高志『川端分館の頃 激動期の部落問題と私』部落問題研究所、2004/05

〈ナ〉

中沢新一/赤坂憲雄『網野善彦を継ぐ。』講談社、2004/06
中野隆生編『都市空間の社会史 日本とフランス』山川出版社、2004/05
 ・阿部安成「都市周縁に向う感知の力 二十世紀初頭の横浜」
 ・梅田定宏「日本近代都市史主要文献」
 ・成田龍一「日本近代都市史研究における閉塞・相克と新たな兆候」
 ・原田敬一「都市下層と「貧民窟」の形成 近代の京都・大阪・東京」
中見立夫ほか著/藤原書店編集部編『満洲とは何だったのか』藤原書店、2004/07
 ・高橋幸春「満洲へ送られた被差別部落」
奈良県大学同和教育研究協議会編刊『研究報告18集』2004/04
 ・吉田栄治郎「部落史が変わる」

〈ニ〉

西田秀秋著刊『一徹者の部落差別との闘い』神戸新聞総合出版センター(発売)、2004/12
日本カトリック部落問題委員会編『「遍路の地」土佐の赤岡にキリシタンと部落の幸いな出会いをみる』〈人権教育資料10〉カトリック中央協議会、2004/03
日本カトリック中央協議会部落問題委員会編『遠江の国 民間陰陽師・職能者と陰陽師の世界』〈人権教育資料11〉カトリック中央協議会刊、2004/03

〈ハ〉

畑中敏之『身分・差別・アイデンティティ「部落史」は墓標となるか』かもがわ出版、2004/07
服部英雄編『地名を歩く』〈別冊歴史読本81〉、新人物往来社、2004/04
 ・甲斐素純「地名に残る鷹狩りの歴史」
 ・服部英雄「差別と地名/犬の馬場と河原の者」
 ・原慶三「差別と地名/差別と地名の関連 石見国・出雲国を例に」
 ・日高恒太郎「二人の名優、その宿命の縁」
花園大学人権教育研究センター編『周縁世界の豊穣と再生 沖縄の経験から、日常の意識化へ向けて』〈花園大学人権論集12〉批評社、2005/03
 ・中村武生「吉田稔麿論 部落史及び明治維新史研究の視点から」

〈ヒ〉

兵庫県人権啓発協会編刊『人権の確立に尽くした兵庫の先覚者たち』2004/10

〈フ〉

深井計美『冬来たりなば 生きてきた軌跡』丸子町解放教育研究会事務局、2004/04
服藤早苗編『ケガレの文化史 物語・ジェンダー・儀礼』〈叢書・文化学の越境 11〉、森話社、2005/03
 ・北條勝貴「〈ケガレ〉をめぐる理論の展開 序」
 ・門馬幸夫「「穢れ」とする・されることの含意と差別の地政学」

〈マ〉

前田速夫『余多歩き 菊地山哉の人と学問』晶文社、2004/08
 ・「7 穢多族に関する研究」
松井章『環境考古学への招待 発掘からわかる食・トイレ・戦争』〈岩波新書 新赤版930〉、岩波書店、2005/01
 ・「第4章 牛馬の考古学」
松下志朗『近世九州の差別と周縁民衆』海鳥社、2004/04

〈ミ〉

御影史学研究会編『民俗宗教の生成と変容
御影史学研究会創立35周年記念論集』〈御影史学研究会民俗学叢書16〉、岩田書院、2004/10
 ・永瀬康博「河原巻物と皮革」
宮崎恭子/高嶋洋子編『部落女性のくらし 女性解放への道』和歌山人権研究所、2004/05

〈ヤ〉

藪田貫/深谷克己編『展望日本歴史15 近世社会』東京堂出版、2004/10
 ・塚田孝「社会集団をめぐって」
 ・吉田伸之「日本近世都市下層社会の存立構造」
山下力『被差別部落のわが人生』平凡社、2004/11

〈レ〉

歴史学研究会/日本史研究会編『日本史講座 第3巻 中世の形成』東京大学出版会、2004/07
 ・山本幸司「穢れ観と中世社会」
歴史学研究会/日本史研究会編『日本史講座 第6巻 近世社会論』東京大学出版会、2005/02
 ・塚田孝「身分的周縁論 勧進の併存を手がかりとして」

〈ワ〉

脇田晴子/マーチン・コルカット/平雅行編『周縁文化と身分制』思文閣出版、2005/03

(2)逐次刊行物
〈ア〉

『愛知学院大学論叢教養部紀要』143、愛知学院大学教養教育研究会、2004/07
 ・松浦國弘「明治後半期の米価騰貴と貧民(部落)児童の教育状況 愛知県の場合」

〈オ〉

『大阪民衆史研究』56、大阪民衆史研究会、2004/12
 ・酒井一「大逆事件聞き書き? 新宮グループのこと」

〈カ〉

『韓国朝鮮の文化と社会』3、韓国・朝鮮文化研究会、2004/10
 ・本田洋「吏族と身分伝統の形成 南原地域の事例から」

〈キ〉

『季刊東北学』2、2005/01、東北芸術工科大学東北文化研究センター/柏書房
 ・松井章/赤坂憲雄「対談/動物考古学から見えてくるもの 農耕・食文化・戦争・差別をめぐって」
『紀州経済史文化史研究所紀要』24、和歌山大学紀州経済史文化史研究所、2004/ 03
 ・藤本清二郎「和歌山城付かわた村の社会構造 屋敷地・家持・屋敷年貢を中心に」
『紀州経済史文化史研究所紀要』25、和歌山大学紀州経済史文化史研究所、2005/ 03
 ・藤本清二郎「江戸期、城下町における行倒人・孤独人の介抱と扶養 和歌山城下非人村への収容者を中心に」
『季報唯物論研究』90、季報「唯物論研究」刊行会、2004/11
 ・木村倫幸「書評/沖浦和光・寺木伸明・友永健三編著『アジアの身分制と差別』」
『キリスト教社会問題研究』53、同志社大学人文科学研究所、2004/12
 ・田中和男「二〇世紀初頭の同志社と米田庄太郎」

〈ク〉

『くちくまの』127、紀南文化財研究会、2004/12
 ・藤井寿一「用珠山万福寺・小考」

〈シ〉

『史學雜誌』113(5)、史学会編/山川出版社、2004/05
 ・椙山聖子「近世13/女性・身分(日本)(2003年の歴史学界 回顧と展望)」
『史學雜誌』113(8)、2004/08
 ・吉田伸之「川名登著『近世日本の川船研究上 近世河川水運史』」
『信濃』653、信濃史学会、2004/06
 ・丑木幸男「群馬県地方史研究の動向」
『人文地理』326、人文地理学会、2004/04
 ・福本拓「1920年代から1950年代初頭の大阪市における在日朝鮮人集住地区の変遷」
 ・若松司「和歌山県新宮市における同和対策事業による公営住宅の建設過程と部落解放運動 1953〜75年」
『人文論叢』22、三重大学人文学部文化学科、2005/03
 ・塚本明「拝田・牛谷の民 近世宇治・山田の非人集団」

〈ス〉

『椙山女学園大学研究論集 人文科学篇』36、椙山女学園大学研究論集編集委員会編/椙山女学園大学椙山女学園大学、2005/03
 ・成瀬高明「大和国八木村の郷墓と三昧聖」

〈チ〉

『千葉史学』45、千葉歴史学会、2004/11
 ・横山陽子「近世後期の番太身分と地域社会 陸奥国白河地域を事例に」

〈ツ〉

『飛礫』42、飛礫編集委員会編/つぶて書房、2004/春
 ・藤野豊「地域から国家を凝視せよ たたかう歴史学の構築6/熊本・本妙寺からの出発」
『飛礫』43、2004/夏
 ・藤野豊「地域から国家を凝視せよ たたかう歴史学の構築7/歴史学における地域 茨城から群馬まで」
『飛礫』44、2004/秋
 ・藤野豊「地域から国家を凝視せよ たたかう歴史学の構築最終回/東京・奈良・熊本・鳥取を結ぶシンポジウムから」
『飛礫』45、2004/冬
 ・藤野豊「ハンセン病問題と天皇制1」

〈テ〉

『帝塚山大学人文科学部紀要』16、帝塚山大学人文科学部、2004/11
 ・赤田光男「中世大和の予兆と禁忌」

〈ト〉

『土佐史談』227、土佐史談会、2004/12
 ・吉田文茂「高知県婦人融和連盟をめぐって」
『都市文化研究』3、大阪市立大学大学院文学研究科都市文化研究センター、2004 /03
 ・神田由築「都市文化と芸能興行 大坂を中心として」

〈ニ〉

『日本史研究』502、日本史研究会、2004/ 06
 ・小林丈広「小林信也著『江戸の民衆世界と近代化』」
 ・廣川和花「近現代史部会/「ハンセン病患者の療養形態に関する考察 群馬県吾妻郡草津町湯之沢部落の事例から」
『日本史研究』505、2004/09
 ・大高俊一郎「1920年代の融和運動と地域の部落問題 神奈川県青和会の活動を手がかりに」
『日本史研究』509、2005/01
 ・梅田千尋「書評/神田由築著『近世の芸能興行と地域社会』」
 ・布川弘「本の紹介/小林丈弘編著『都市下層の社会史』」
『日本の歴史』641、朝日新聞社、2004/05
 ・黒川みどり「水平社と松本治一郎 荊冠旗のもとに」
『日本歴史』671、日本歴史学会編/吉川弘文館、2004/04
 ・青木美智子「長野ひろ子著『日本近世ジェンダー論 「家」経営体・身分・国家』」
『日本歴史』675、2004/08
 ・圭室文雄「長谷川匡俊著『近世の念仏聖無能と民衆』」
『人間文化研究』14、京都学園大学人間文化学会、2005/01
 ・青盛透「中世芸能と興行権をめぐって」

〈ネ〉

『年報都市史研究』12、都市史研究会編/山川出版社、2004/10
 ・塚田孝「書評/伊藤毅著『都市の空間史』」

〈ヒ〉

『ヒストリア』191、大阪歴史学会、2004/ 09
 ・吉村智博「沼田嘉一郎小論 救民論と方面委員とのかかわりで」
『ヒストリア』193、2005/01
 ・杉本弘幸「書評/小林丈広編著『都市下層の社会史』」

〈ホ〉

『法政研究』71(4)、九州大学法政学会、2005/03
 ・小正路淑泰「承認と逸脱をめぐる政治 全国水平社未組織農村における農民運動と水平運動」
『法政史学』62、法政大学史学会、2004/ 09
 ・川上真理「江戸城町入能の開口・演目と秩序 身分制社会の共同性空間」

〈レ〉

『歴史』102、東北史学会、2004/04
 ・片岡耕平「中世の穢観念について」
『歴史学研究』787、歴史学研究会編/青木書店、2004/04
 ・落合延孝「書評/阿部昭・長谷川伸三編『明治維新期の民衆運動 地域社会と近代化1』」
 ・大口勇次郎「書評/長野ひろ子『日本近世ジェンダー論 「家」経営体・身分・国家』」
 ・米谷匡史「書評/芹沢一也著『<法>から解放される権力 犯罪、狂気、貧困、そして大正デモクラシー』」
『歴史学研究』790、2004/07
 ・重松正史「書評/成田龍一『近代都市空間の文化体験』」
『歴史学研究』795、2004/11
 ・義江彰夫「批判と反省/網野史学の成果と課題」
『歴史学研究』798、2005/02
 ・仁木宏「書評/伊藤毅『都市の空間史』」
『歴史読本』777、新人物往来社、2004/08
 ・辻直樹「忍者が描く闇の戦国誌/出雲鉢屋衆篇」
『歴史と神戸』244、神戸史学会、2004/06
 ・大槻守「町名改称問題と水平社 姫路市城棟町町名改称をめぐって」
『歴史と地理』575、山川出版社、2004/06
 ・稲田奈津子「講座/都市と埋葬 古代の都城と葬地」
 ・森下徹「賢問愚問・解説コーナー/近世の身分」
『歴史と地理』577、2004/09
 ・勝田至「講座/都市と埋葬 中世京都の葬送」
『歴史と地理』580、2004/12
 ・井上智勝「新刊の情報と紹介/塚田孝編『大阪における都市の発展と構造』」
 ・西木浩一「講座/都市と埋葬 江戸の墓制と身分」
『歴史の理論と教育』117、名古屋歴史科学研究会、2004/07
 ・脇田晴子「周縁の民からみた中世社会 女性と被差別民を中心として」
『歴史評論』651、歴史科学協議会編/校倉書房、2004/07
 ・武廣亮平「書評/関口明著『古代東北の蝦夷と北海道』」
『歴史評論』653、2004/09
 ・大友一雄「近世の文字社会と身分序列 秋田藩を事例に」

(3)部落問題・人権関係逐次刊行物
〈ア〉

『愛知部落解放・人権研究』1、愛知部落解放・人権研究会、2005/03
 ・和田勉「長島一向一揆を戦った人びと」
『明日へ』30、東京人権啓発企業連絡会広報委員会編/東京人権啓発企業連絡会広報委員会、2004/05
 ・赤坂憲雄「視点/東北から見た部落差別(下)」
『明日へ』31、2004/11
 ・辻本正教「部落差別の根源にあるもの 皮と肉のケガレ」
『明日を拓く』56、「明日を拓く」編集委員会編/東日本部落解放研究所、2004/06
 ・石田貞/松島一心「神社の祭礼参加と部落」
 ・藤沢靖介「新たに“発見”された職場絵図について」
 ・編集部(聞き手)「訪ねる4/三東崇宏氏2 部落問題との関わり」
 ・吉田勉「研究ノート/国土・境界・神仏習合・ケガレ(下・その2)近世被差別身分を発生史的に遡る」
『明日を拓く』57・58、2004/12
 ・川田晃三「日光例弊使道木崎宿飯売女墓石調査より検証」
 ・川向秀武「書評/深井計美著『冬きたりなば 生きてきた軌跡』 母の後ろ姿を解放運動に受け継ぐ」
 ・吉田勉「研究ノート/国土・境界・神仏習合・ケガレ(下・3) 近世被差別身分を発生史的に遡る」
 ・若宮啓文「『ルポ現代の被差別部落』から三十年 回想、そしていま」
『明日を拓く』59、東日本部落解放研究所、2005/03
 ・朝治武「奔走する全国水平社中央執行委員 平野小劔研究4」
 ・岡雄一郎「えた頭弾左衛門配下組織の研究 上 下野国安蘇郡佐野犬伏町小頭太郎兵衛配下組織を例に」
 ・高橋裕文「近世初中期の水戸領皮多集団の構造と職業」
 ・鳥山洋「近世相模の被差別部落史の再検討 身分間の争論の事例を通じて」
『アファーマティブやまぐち21』アファーマティブやまぐち21刊行委員会、2004/07
 ・「聞きとり/解放の道90年 岩田利平さんに聞く」

〈イ〉

『石川県の同和教育』2003年度版合冊号、石川県同和教育研究協議会、2004/12
 ・「石川被差別民衆の芸能」
 ・「被差別部落と芸能」

〈ウ〉

『ウィンズ・風』39、福岡人権・同和教育研究協議会、2004/08
 ・「わがまま書評/秋定嘉和著『部落の歴史 近代』」

〈オ〉

『大阪人権博物館紀要』8、大阪人権博物館、2004/12
 ・「資料目録/「向野村文書」」
 ・朝治武「初期全国水平社における普通選挙をめぐる分岐」
 ・北崎豊二「森秀次とその家族」
 ・吉村智博「近代初頭の「釜ヶ崎」 都市下層社会形成史序説」
 ・文公輝「占領初期・大阪府と在日朝鮮人 占領期の強制送還事業と朝鮮人登録を中心に」
『大阪の部落史通信』35、大阪の部落史委員会、2004/05
 ・秋定嘉和「『大阪の部落史』第六巻について」
 ・里上龍平「新聞記事と部落16/米騒動後の部落と真宗教団」
『大阪の部落史通信』36、2005/01
 ・井上満郎/布引敏雄「古代・中世編/初めての史料集成」
 ・積山洋「考古編/飛鳥時代の斃牛馬処理 第一巻の刊行によせて」
 ・寺木伸明「近世編/近世前期被差別民の諸相」
『岡山部落解放研究所紀要』13、岡山部落解放研究所、2004/05
 ・荒木弘「美作・備中・備前 強制改宗研究メモ」
 ・好並隆司「漢籍史料よりみた中国の被差別民」
『岡山部落解放研究所報』251、岡山部落解放研究所、2004/02
 ・「岡山部落解放研究所報バックナンバー 201号〜251号」
『岡山部落解放研究所報』252、2004/03
 ・石田米子「丸山裕美子「古代の天皇と病者」(岩波講座『天皇と王権を考える』第8巻所収)を読む」
『岡山部落解放研究所報』259、2004/10
 ・好並隆司「第4回紀要第13号読書会報告/「漢籍史料よりみた中国の被差別民」」
『岡山部落解放研究所報』263、2005/02
 ・楠木裕樹「坂ノ下の御霊神社(権五郎神社) 面掛け行列と被差別部落」
『岡山部落解放研究所報』264、2005/03
 ・真実一美「日本の身分制と差別」読書研究会報告/インドの「不可触民」差別と日本の部落差別 その比較史的考察のための試論」

〈カ〉

『解放研究とっとり』7、鳥取県部落解放研究所、2004/12
 ・中田幸雄「私と解放運動」
 ・西村芳将「「出奔」と「官位」 谷非人頭与次郎の身分的特質について」
 ・橋詰勝人「融和政策期における被差別部落名望家の存在形態 鳥取県因幡国高草郡を中心として」
『解放新聞』2178、2004/07
 ・牧野正直/藤野豊/訓覇浩/大北規句雄「シンポ鳥取 差別の100年を問う/事実をひとつひとつ照会していく 風化させず人権構築の叡智に」
『解放新聞』2180、解放新聞社、2004/08
 ・田中等「ハンセン病問題これまで/これから14/ハンセン病と天皇制」
『解放新聞』2192、解放新聞社、2004/11
 ・田中等「ハンセン病問題これまで/これから17/ハンセン病と被差別部落 近代国家の差別と再編」
『解放新聞』2201、解放新聞社、2005/01
 ・中尾健次「消滅した悲田院垣外のふるさとを訪ねて」
『解放新聞大阪版』1562、2004/08
 ・大北規句雄「差別と隔離の源泉を検証し、人権社会実現へのかけ橋に」
『解放新聞京都市版』150〜152、部落解放同盟京都市協議会、2004/04〜2004/06
 ・山内政夫「京都市内の被差別部落の過去・現在・未来 歴史編16〜18/天部又次郎」
『解放新聞京都市版』153〜154、2004/07〜/08
 ・山内政夫「京都市内の被差別部落の過去・現在・未来 歴史編19〜20/川崎又次郎」
『解放新聞京都市版』155〜158、160〜161、2004/09〜/12/2005/02〜/03
 ・山内政夫「京都市内の被差別部落の過去・現在・未来 歴史編21〜26/首切り又次郎から犬神人へ1〜6」
『解放新聞東京版』587・588、解放新聞社東京支局、2004/01
 ・浦本誉至史「被差別民衆が担った江戸の芸能 近世江戸に咲いた街角の華」
『解放新聞東京版』596〜599、2004/05〜/07
 ・浦本誉至史「江戸の被差別民社会と幕府1〜4/「享保の改革」と六代弾左衛門集村1〜4」
『解放新聞東京版』600、2004/07
 ・浦本誉至史「江戸の被差別民社会と幕府5/田沼政権と八代弾左衛門集益」
『解放新聞東京版』601〜604、2004/08〜/09
 ・浦本誉至史「江戸の被差別民社会と幕府6〜9/「寛政の改革」と被差別民社会1〜4」
『解放新聞東京版』605〜609、2004/10〜/12
 ・浦本誉至史「江戸の被差別民社会と幕府」10〜14/「江戸の被差別民自治」その実像1〜5」
『解放新聞東京版』610〜614、2004/12〜2005/02
 ・浦本誉至史「江戸の被差別民社会と幕府15〜18/「天保の改革」と被差別民社会1〜4」
『解放新聞東京版』615〜616、2005/03
 ・浦本誉至史「江戸の被差別民社会と幕府19〜20/幕末に向かう被差別民社会1〜2」
『解放新聞徳島版』4、解放新聞社徳島支局、2004/04
 ・水本正人「部落文化に光をあてて3」
 ・水本正人「人権文化の礎/赤裸になって人間の前に立たんかな 安藤正楽」
『解放新聞徳島版』5、2004/05
 ・水本正人「部落文化に光をあてて4」
 ・武知忠義「人権文化の礎/被差別部落の教育と生活改善に生命をかけて取り組んだ 木村和蔵」
『解放新聞徳島版』6、2004/06
 ・水本正人「部落文化に光をあてて5」
『解放新聞徳島版』7、2004/07
 ・水本正人「部落文化に光をあてて6」
 ・増田智一「人権文化の礎/部落史研究の先駆者・喜田貞吉 勇気と希望を与え続けた行動の人」
『解放新聞徳島版』8、2004/08
 ・水本正人「部落文化に光をあてて7」
 ・増田智一「人権文化の礎/徳島で敬愛された「水平の行者」 栗須七郎」
『解放新聞徳島版』9、2004/09
 ・水本正人「部落文化に光をあてて8」
 ・山下隆章「人権文化の礎/階級闘争化する水平社運動のなかで歴史から消えた全四国水平社第二代執行委員長 高丸義男」
『解放新聞徳島版』10、2004/10
 ・山下隆章「人権文化の礎/私財をなげうって部落改善に尽力した巡査 村上貞次」
 ・水本正人「部落文化に光をあてて9」
『解放新聞徳島版』11、2004/11
 ・喜岡淳「人権文化の礎/日本初の女性博士 保井コノ 女性差別に風穴あける」
 ・水本正人「部落文化に光をあてて10」
『解放新聞徳島版』12、2004/12
 ・増田智一「人権文化の礎/荊冠旗翻る 加茂名水平社から徳島県水平社へ」
 ・水本正人「部落文化に光をあてて11」
『解放新聞徳島版』13、2005/01
 ・武知忠義「人権文化の礎/徳島県解放運動の先駆者 井藤正一」
 ・川元祥一「部落の伝統芸能/偏見に変わる〈正見〉の確立」
『解放新聞徳島版』14、2005/02
 ・喜岡淳「人権文化の礎/反骨の人権派ジャーナリスト 宮武外骨 部落差別の法規制を主張」
 ・水本正人「部落文化に光をあてて12」
『解放新聞徳島版』15、2005/03
 ・増田智一「人権文化の礎/戦前徳島県最大の糾弾闘争を指導 成川義男」
 ・水本正人「部落文化に光をあてて13」
『解放新聞長野版』348〜352、解放新聞社長野支局、2004/09〜2005/01
 ・中山英一「差別とのたたかい6〜10」
『かわとはきもの』126、東京都立皮革技術センター台東支所、2003/12
 ・稲川實「靴の歴史散歩71」
『かわとはきもの』127、2004/03
 ・稲川實「靴の歴史散歩72」
『かわとはきもの』128、2004/06
 ・稲川實「靴の歴史散歩73」
『かわとはきもの』129、2004/09
 ・稲川實「靴の歴史散歩74」
 ・武知邦博「重要文化財のはきもの」
『かわとはきもの』130、2004/12
 ・稲川實「靴の歴史散歩75」
 ・出口公長「姫路革の伝来」
 ・渡辺陸「詩歌・小説の中のはきもの3」
『かわとはきもの』131、2005/03
 ・稲川實「靴の歴史散歩76」
 ・出口公長「シリーズ姫路革/古代製法に酷似する姫路革」
 ・渡辺陸「詩歌・小説の中のはきもの4」
『関西大学人権問題研究室紀要』49、関西大学人権問題研究室、2004/08
 ・藤原有和「史料/摂州東成郡天王寺村転切支丹類族生死改帳の研究1」
『関西大学人権問題研究室紀要』50、2005 /03
 ・藤原有和「摂州東成郡天王寺村転切支丹類族生死改帳の研究2」

〈キ〉

『季節よめぐれ』202、京都解放教育研究会、2004/11
 ・川口泰司/外川正明「いま、あらためて部落史学習を見直す」
『紀要』創刊号〈第10回全国部落史研究交流会〉、和歌山人権研究所、2005/03
 ・秋定嘉和「全国部落史研究交流会の10年をふりかえって」
 ・稲森建蔵「前近代史分科会報告/内藤家延岡非人頭平五郎を中心に 延岡藩領における非人の役目とその活躍ぶり」
 ・田中真次「前近代史分科会報告/犯罪捜査における広域ネットワーク 鳥取藩非人頭を事例にして」
 ・田原行人「近現代史分科会報告/福岡県における融和事業 部落経済更生運動期・県内における全水とのかかわりを中心に」
 ・中屋大介「近現代史分科会の討論」
 ・林紀昭「全体講演/紀州藩牢番頭における「古例」の主張」
 ・藤原豊「前近代史分科会の討論」
 ・前川修「近現代史分科会報告/兵庫県清和会と満州移民」
 ・和田勉「前近代史分科会報告/「非人番」の警刑吏役について 伊勢地方を中心に」

〈ク〉

『グローブ』37、世界人権問題研究センター、2004/04
 ・上田正昭「非平安京論1」
 ・山路興造「門付け芸能考5/猿廻し」
 ・杉本弘幸「歴史叙述における専門性と学際性」
『グローブ』38、2004/07
 ・山路興造「門付け芸能考6/厄払い」
『グローブ』39、2004/10
 ・上田正昭「研究センター創設前後」
 ・宇那木隆司「日本中世における「ヒト」の不自由化」
 ・山路興造「門付け芸能考7/越後獅子」
『グローブ』40、2005/01
 ・山路興造「門付け芸能考8/万歳」
 ・山本尚友「散所研究と林屋辰三郎先生」

〈ケ〉

『研究紀要』10、世界人権問題研究センター、2005/03
 ・山本尚友「平安時代の天皇葬儀に関する基礎的研究」
 ・杉本弘幸「府県社会事業行政における都市社会事業の構造と展開 京都府・京都市社会事業行政と財団法人京都共済会の関係構造をめぐって」
 ・菅澤庸子「律令制下の王権と礼楽」
『研究紀要』10〈安保則夫前所長遺稿集〉、ひょうご部落解放・人権研究所刊、2004/03
 ・安保則夫「論文/近代都市形成過程にみる社会的差別の構造 明治期神戸におけるコレラ流行とその対策を中心として」
 ・安保則夫「座談会/賀川豊彦と新川 『賀川豊彦』共同研究を終えて」

〈コ〉

『高知の部落史』118、高知県部落史研究会、2004/06
 ・「史料紹介/『融和時報』に見る高知県の婦人融和運動(上)」
『高知の部落史』119、2004/09
 ・「史料紹介/『融和時報』に見る高知県の婦人融和運動(下)」
『高知の部落史』120、2004/10
 ・「史料紹介/『土陽新聞』に見る高知県婦人融和運動」
『こぺる』こぺる刊行会/阿吽社、139、2004/10
 ・野町均「ある光景4/鳥追の光景」
『こぺる』143、2005/02
 ・野町均「ひろば97/永井荷風と部落問題4 尾崎紅葉の出生と「憂悶の情」をめぐって」

〈サ〉

『佐賀部落解放研究所紀要』22、佐賀部落解放研究所、2005/03
 ・白石正明「研究ノート/有馬頼寧小論 『蛙の聲』を中心に」
 ・太田心海「インドの被差別民とカースト」
『雑学』29、下之庄歴史研究会編、下之庄歴史研究会、2004/05
 ・朝治武「謝罪という差別事件の解決 1921年・京都駅差別事件の検討」
 ・池田士郎「小坂正一著『天理教同和問題関係年表』紹介」
 ・上野茂「異能者論2」
 ・高桑健二「中上健次私論ノート14」
 ・辻本正教「説教節『愛護の若』の記号論的解釈の試み4」
『雑学』30、2004/12
 ・上野茂ほか11名「特集/小坂正一さんを偲んで」
 ・上野茂「異能論者3」
 ・高桑健二「中上健次私論ノート14」
 ・辻本正教「説教節『愛護の若』の記号論的解釈の試み5」

〈シ〉

『滋賀の部落』363、滋賀県同和問題研究所、2004/05
 ・藤田恒春「みたび進宮について 「清浄成人」をめぐって」
『滋賀の部落』364、2004/06
 ・「巻頭言/自治体史の部落史記述を考える」
 ・藤田恒春「部落の分離独立について」
『滋賀の部落』366、2004/08
 ・藤田恒春「長曾根村のこと」
『滋賀の部落』367、2004/09
 ・藤田恒春「非人の役」
『滋賀の部落』368、2004/10
 ・堀部廸雄「『川端分館の頃 激動期の部落問題と私』(東上高志著) 本書を推薦する」
『滋賀の部落』369、2004/11
 ・中島修「私の履歴書15/こどもたちと歩んだ51年」
『滋賀の部落』370、2004/12
 ・藤田恒春「乞食・鉢ひらき」
『滋賀の部落』372、2005/01
 ・山田稔「弔辞(谷口勝巳さん)」
 ・佐橋忠男「谷口勝巳さんのこと」
 ・大林等「谷口先生を偲ぶ」
『滋賀の部落』373、2005/02
 ・藤田恒春「最後の宗旨請状」
『滋賀の部落』374特別号、2005/03
 ・鈴木悛亮「戦後同和教育の証言 1970年代初めの谷口勝巳の仕事」
『しこく部落史』6、四国部落史研究協議会編、四国部落史研究協議会、2004/08
 ・朝治武「講演/高松結婚差別裁判の真相 高松結婚差別闘争70周年講演会」
 ・黒岩伸安「『民族と歴史』を通してみた土佐の被差別民衆」
 ・武知忠義「木村和蔵 被差別部落の教育と生活改善に生命をかけて取り組んだ」
 ・浜近仁史(司会)/山下隆章/和田仁/喜岡淳「シンポジウム/高松闘争の現代的意義をさぐる」
 ・増田智一「喜田貞吉をどうとらえるか 2004年夏 部落史公開フォーラム「喜田貞吉の世界」によせて」
 ・水本正人「宿神を奉じる民」
 ・南公代/中内正子/酒井理恵「阿波の三番叟まわし 徳島県西部の門付けの記録から」
 ・山下隆章「香川における「サンカ」考 「高松のサンガイ」の記事をもとに」
 ・吉田文茂「岡崎精郎 透徹した人道主義者」
『人権教育研究』13、花園大学人権教育研究センター、2005/03
 ・今岡順二「1920年前後の広島県内における部落改善団体の設立について 「大町實行會」を中心に」
『人権教育研究センター報』25、八木晃介編/花園大学人権教育研究センター、2004/12
 ・鎌田久美子「ミニ・フィールドワーク/『清水・鳥辺野をあるく』報告 近代国家の差別性を逆照射」
『人権と部落問題』716、部落問題研究所、2004/04
 ・朝治武「会員談話室/「文芸の散歩道」九月号についての意見」
『人権と部落問題』717、2004/05
 ・海原亮「吉田伸之氏の新著に学ぶ 『身分的周縁と社会=文化構造』刊行記念講演会」
 ・小原亨「文芸の散歩道/西鶴作品に著わされた近世賤民たち 『本朝二十不孝』より」
『人権と部落問題』718、2004/06
 ・川端俊英「文芸の散歩道/『破戒』と先行研究ににみる戦争観」
 ・吉開那津子「本棚/東上高志著『川端分館の頃 激動期の部落問題と私』」
『人権と部落問題』723、2004/10
 ・桑津律「文芸の散歩道/『祖國』の作者「夏山茂」は「杉本重利」」
『人権と部落問題』724、2004/11
 ・岩間一雄「わが作品を語る/『三好伊平次の思想史的研究』 新資料の発掘と集団研究のなかで生まれた作品」
 ・小原亨「文芸の散歩道/西鶴作品に著された近世賤民たち 『男色大鑑』より」
『人権と部落問題』726、2005/01
 ・斎藤慎吾「第42回部落問題研究者全国集会 分科会úK歴史」
 ・齋藤紘子「第42回部落問題研究者全国集会 分科会úJ歴史úJ」
 ・秦重雄「文芸の散歩道/奇しき因縁 小笛事件とオール・ロマンス事件と」
『人権と部落問題』727、2005/02
 ・桑津律「文芸の散歩道/随想「巷を覗き手」に見る 馬場弧蝶の『破戒』論と水平社運動観」
『人権21調査と研究』169、岡山部落問題研究所、2004/04
 ・尾川昌法「明治の人権論・ノート9/マリア・ルス号事件と芸娼妓解放令 文明開化2」
『人権21調査と研究』170、2004/06
 ・大森久雄「史料は語る11/倉敷村の牢番11」
 ・香山加恵「近代を拓いた美作の女たち11/長谷川浜子3 治安維持法下の青春」
『人権21調査と研究』172、2004/10
 ・石岡克美「『三好伊平次の思想史的研究』の出版に寄せて」
 ・管木一成「部落史の論点1/部落差別と穢れ」
 ・竹本豊重「資料から見た新見地方の農村生活9/近世宮座をとおして」
『人権問題』335、兵庫人権問題研究所、2004/11
 ・西岡幸利「「八鹿」とかかわった半世紀 八鹿高校事件30周年に想う」
 ・山内康雄「八鹿高校事件30周年にあたって」
『人権問題』338、2005/02
 ・布川弘「近代社会的差別65/〈近代の社会的差別〉連載を終わるにあたって」
『信州農村開発史研究所報』89、信州農村開発史研究所、2004/09
 ・斎藤洋一「大石慎三郎先生を悼む」
『信州農村開発史研究所報』90、2004/12
 ・川向秀武「佐久地方の民衆の歴史を知る手がかりに 佐藤敬子『信州・佐久の仕事とくらし』
『身同』24・25合併号、真宗大谷派解放運動推進本部、2004/12
 ・朝治武「「同和」という名称の歴史的意味」

〈ス〉

『水平社博物館研究紀要』7、水平社博物館、2005/03
 ・廣畑研二「排日移民法と水平社」
 ・金井英樹「史料紹介/『同和通信』に見る「水平社関係記事」1」
『スティグマ』106〈特集/部落史〉、2004/11
 ・鎌田行平「部落史」
 ・市川正廣「「福田村事件」/忘れてはいけない過去の教訓 「差別・排外」が人の命を奪った。現場となった市では過去に『部落地名総監事件』『青山さん事件』も。」
『スティグマ』108、2005/02
 ・松島一心「人権のまちづくりをめざして 世良田事件と私たちの課題 地域の歴史を見つめて」

〈テ〉

『天理大学人権問題研究室紀要』8、2005 /03
 ・池田士郎「安堵の聞き取り」
 ・池田和男「安堵小学校「卒業者名簿」を通して見る北方の教育と暮らし」

〈ト〉

『同和教育』509、全国同和教育研究協議会、2004/08
 ・「人権のまちをゆく23/ 長崎の部落史を歩く」
『同和教育』516、2005/03
 ・「人権のまちをゆく26/「世良田事件とその周辺 群馬県新田郡尾島町の人権のまちづくり」
『同和教育長野』428、長野県同和教育推進協議会、2004/09
 ・阿部謹也「日本の社会と差別」
『同和教育論究』26、同和教育振興会、2005/03
 ・杉本昭典「史料紹介1/「武田信玄書状」との出会い」
 ・左右田昌幸「史料紹介2/近世真宗差別問題史料2 山科御坊・西山御坊土持一件(上)」
 ・「「宗教と部落差別」関係文献・論文目録(1997年)」
『どの子も伸びる』347、2005/01
 ・谷口幸男「「人権教育」とは 「被差別部落の歴史」学習の問題点1」
『どの子も伸びる』348、2005/02
 ・谷口幸男「「人権教育」とは 「被差別部落の歴史」学習の問題点2」
『どの子も伸びる』349、2005/03
 ・谷口幸男「「人権教育」とは 「被差別部落の歴史」学習の問題点3」

〈ナ〉

『なら解放新聞』708、奈良県部落解放同盟支部連合会、2004/02
 ・井岡康時「研究あれこれ/副総理の怒り」
『なら解放新聞』709、2004/03
 ・中川みゆき「研究あれこれ/「小町・蝉丸・光孝天皇」」
『なら解放新聞』710、2004/04
 ・奥本武裕「研究あれこれ/被差別部落民衆の真宗信仰をめぐる覚書」
『なら解放新聞』711、2004/05
 ・吉田栄治郎「研究あれこれ/水分の神の祭りと被差別部落」
『なら解放新聞』712、2004/06
 ・井岡康時「研究あれこれ/大正期奈良県における水平社運動の一側面」
『なら解放新聞』713、2004/07
 ・井岡康時「研究あれこれ/大正期奈良県における水平社運動の一側面2」
『なら解放新聞』714、2004/08
 ・井岡康時「研究あれこれ/大正期奈良県における水平社運動の一側面3」
『なら解放新聞』718、2004/12
 ・井岡康時「研究あれこれ/大正期奈良県における水平社運動の一側面4」
『なら解放新聞』719、2005/01
 ・井岡康時「研究あれこれ/大正期奈良県における水平社運動の一側面5」
『なら解放新聞』720、2005/02
 ・井岡康時「研究あれこれ/大正期奈良県における水平社運動の一側面6」
『なら解放新聞』721、2005/03
 ・井岡康時「研究あれこれ/大正期奈良県における水平社運動の一側面7」

〈ヒ〉

『ヒューマンライツ』194、部落解放・人権研究所、2004/05
 ・関口 寛「「人種」概念と部落問題 国際シンポジウム「人種概念の普遍性を問う」(2002年)に寄せて」
 ・吉田文茂「書評/中尾健次・黒川みどり著『人物でつづる被差別民の歴史』」
『ヒューマンライツ』195、2004/06
 ・北崎豊二/秋定嘉和/里上龍平/渡辺俊雄(司会)「座談会/大阪の部落史が、見えてきた 『大阪の部落史』史料編 近代・現代の刊行なる」
『ヒューマンライツ』196、2004/07
 ・小山仁示「現代史の目35/米騒動と被差別部落 和歌山県の場合」
『ヒューマンライツ』201、2004/12
 ・國井哲義「書評/沖浦和光・寺木伸明・友永健三編著『アジアの身分制と差別』」
『ヒューマンライツ』202、2005/01
 ・渡辺俊雄「書評/『つくりかえられる徴 日本近代・被差別部落・マイノリティ』(黒川みどり著)」

〈フ〉

『部落解放』532、解放出版社、2004/04
 ・赤坂憲雄「差別の精神史11」
『部落解放』533、2004/05
 ・赤坂憲雄「差別の精神史12」
『部落解放』534、2004/05
 ・福田一平「識字運動のはじまった頃/「国連識字の10年」と識字運動」
『部落解放』535、2004/06
 ・赤坂憲雄「差別の精神史13」
 ・のびしょうじ「忘れられた日本の沓 綱貫覚書(上)」
 ・藤野豊「「特殊部落調附癩村調」の意味するもの 部落差別とハンセン病患者差別の接点」
『部落解放』536、2004/07
 ・赤坂憲雄「差別の精神史14」
 ・のびしょうじ「和沓の歴史と終焉 綱貫覚書(下)」
『部落解放』538、2004/08
 ・赤坂憲雄「差別の精神史15」
『部落解放』539、2004/09 
 ・赤坂憲雄「差別の精神史16」
 ・中尾健次「仲覚兵衛と渡辺村」
 ・ひろたまさき「差別の歴史を考える1」
『部落解放』540〈長崎のキリシタン弾圧と部落問題〉、2004/10
 ・赤坂憲雄「差別の精神史17」
 ・阿南重幸「キリシタン迫害と被差別部落 浦上四番崩れ事件の検証をとおして」
 ・木島等/谷大二/阿南重幸/上杉聰(コーディネーター)「座談会/カトリックと被差別部落の出会い直し」
 ・ひろたまさき「差別の歴史を考える2」
 ・三俣俊二「尊い犠牲と対立の悲劇 浦上四番崩れをキリシタン史からとらえる」
『部落解放』541、2004/11
 ・赤坂憲雄「差別の精神史18」
 ・ひろたまさき「差別の歴史を考える3」
『部落解放』542〈近世の精神世界と差別〉、2004/12
 ・赤坂憲雄「差別の精神史19」
 ・遠藤和夫「近世仏教と部落差別」
 ・北崎豊二「インタビュー/総合的な研究への条件が整った 『大阪の部落史』史料編・近代を発刊して」
 ・ひろたたまき「差別の歴史を考える4」
 ・三宅正彦「儒教と差別」
 ・吉田栄治郎「近世の神社祭祀と被差別部落」
 ・和田勉「近世の伊勢神宮領における穢れ」
 ・松田好則「北山十八間戸を中心にした人権のまちづくり 奈良県・部落解放同盟東之阪支部の取り組み」
『部落解放』543、2005/01
 ・赤坂憲雄「差別の精神史20」
 ・ひろたまさき「差別の歴史を考える5」
『部落解放』544〈部落解放・人権入門2005〉、2005/01
 ・藤野豊/大北規句雄「全体講演/差別と隔離の百年を問う ハンセン病問題と部落問題の接点「特殊部落調附癩村調」の意味するもの」
 ・秋定嘉和「課題別講演/部落の歴史 近代 部落史を「市民的判断」で考える」
 ・浅居明彦「課題別講演/浪速部落の歴史と人権・太鼓ロード 人権・太鼓ロードができるまで」
 ・池田清郎「課題別講演/和歌山の部落解放運動 水平社創立からの80年」
 ・渡邊実「課題別講演/浪速部落の歴史と人権・太鼓ロード 浪速部落の歴史」
『部落解放』545、2005/02
 ・赤坂憲雄「差別の精神史21」
 ・川本勲/守安敏司(聞き手)/金井宏司(聞き手)「戦後を聞く7/同和行政と共に歩み続けて 川本勲さん」
『部落解放』増刊546〈部落解放研究第38回全国集会報告書〉、2005/02
 ・秋定嘉和「報告/水平社運動と融和運動の全国的な動向」
 ・黒川みどり「報告/三重の部落史 近現代」
 ・中尾健次「報告/三重の部落史 前近代」
『部落解放』547、2005/03
 ・赤坂憲雄「差別の精神史22」
 ・ひろたたまき「差別の歴史を考える6」
『部落解放研究』157、部落解放・人権研究所、2004/04
 ・白木正俊「書評/重松正史著『大正デモクラシーの研究』」
 ・高木伸夫「地方新聞の水平運動・融和運動認識とその背景 1920年代の兵庫県多可郡を中心に」
『部落解放研究』158、2004/06
 ・山下隆章「全国水平社香川県支部連合会と融和運動 『四国同胞新聞』の果たした役割を問う」
『部落解放研究』159〈近代部落における生業〉、2004/08
 ・「部落史関係文献目録(2003年4月〜 2004年3月)」
 ・井岡康時「産業組合と部落改善運動に関する覚え書き 奈良県の事例から」
 ・駒井忠之「1920年代の草履表の取引について」
 ・本郷浩二「明治・大正期の食肉産業と被差別部落 屠畜業との関わりを中心に」
『部落解放研究』160、2004/10
 ・山下隆章「全国水平社第二代執行委員長高丸義男 水平社運動への出精と訣別」
『部落解放研究くまもと』48、熊本県部落解放研究会、2004/10
 ・内田敬介「農民運動と水平社(下) 熊本県における検証」
 ・部落史古文書研究会「れきし・くらし・ひと18」
 ・吉川イツ/大森奈美子(聞き手)「熊本県水平社結成のころ」
『部落解放研究くまもと』49〈特集/第23回九州地区部落解放史研究集会報告〉、2005/03
 ・内田敬介「農民運動と水平社 熊本における検証」
 ・安蘓龍生「高松結婚差別裁判糾弾闘争 松本治一郎史料を通して」
 ・山下信哉「宗家資料にみる対馬の被差別部落」
 ・部落史古文書研究会「れきし・くらし・ひと19」
『部落解放闘争』36〈特集/水平社のたたかいに学ぶ〉、部落解放理論センター、2004/08
 ・馬場博公「1931年の全水京都・田中支部のたたかい」
 ・松村啓「厚生校差別糾弾闘争」
 ・宗像啓介「水平社創立前史1/近代の部落政策の確立と水平社」
『部落解放闘争』37〈特集/水平社のたたかいに学ぶ〉、2005/01
 ・馬場博公「水平社の差別糾弾闘争の意義と教訓」
 ・宗像啓介「博多毎日差別糾弾闘争から水平社の創立へ」
『部落解放なら』22、奈良 人権・部落解放研究所、2004/12
 ・「《シンポジウム記録》(2004年4月10日)差別の100年を問う! 『特殊部落調附癩村調』が明らかにしたもの」
『部落解放史・ふくおか』114〈特集/「非人」とよばれた人たち〉、福岡県人権研究所、2004/06
 ・阿南重幸「『犯科帳』にみる非人集団 長崎の場合」
 ・稲森建蔵「内藤家延岡非人頭平五郎を中心に 延岡藩領における非人の役目とその活躍ぶり」
 ・竹森健二郎「福岡藩における非人の実相 『博多津要録』『福岡藩御用帳』から」
 ・中尾健次「大阪の「非人」研究について」
 ・中村久子「佐賀領における非人集団の様相」
 ・廣畑研二「解題/栗須七郎『水平審判の日』 田淵事件が問いかけるもの」
 ・加藤陽一「書評/『中上健次論 熊野・路地・幻想』(守安敏司著)」
『部落解放史・ふくおか』115、2004/09
 ・小正路淑泰「堺利彦農民労働学校3/第二教育期と「満州事変」前後における堺利彦の動向を中心に」
 ・中村久子「書評/松下志朗著『近世九州の差別と周縁民衆』」
『部落解放史・ふくおか』116〈特集/豊前小倉藩の被差別民〉、2004/12
 ・川本英紀「捨子の置手紙と「氏・筋・由緒」 近世後期小倉藩領を事例として」
 ・柴田光雄「近世仲津郡における芝権をめぐって」
 ・白石文紀「豊前国田川郡における幕末・明治期の被差別民の動向」
 ・永尾正剛/竹森健二郎(聞き手)「近世初頭、豊前小倉藩の被差別民 小倉藩細川「日帳」を読む」
 ・山本武弘「「友枝手永大庄屋日記」にみる被差別民の動向」
『部落解放史・ふくおか』117、2005/03
 ・羽音豊調査研究プロジェクト「にんげん・羽音豊 鉱害闘争と部落解放運動1」
『部落史研究報告集』8、八幡浜部落史研究会、2004/06
 ・大本敬久「ケガレ・穢の研究史 1990年以前」
『部落問題研究』168、部落問題研究所、2004/04
 ・奥村弘「歴史分科会報告/維新期の身分把握の特質を考える」
 ・森下徹「歴史分科会報告/対馬の抱下し者と都市下層社会」
 ・横山百合子「歴史分科会報告/近世身分制の解体と戸籍法」
『部落問題研究』169、2004/07
 ・桑原律「書評/川端俊英著『破戒』をめぐる三部作に見る小説『破戒』論争と研究の到達点」
 ・秦重雄(作品解題)「部落問題文芸作品発掘7/小説 新平民党 かつらや生」
『部落問題研究』170〈特集/『身分的周縁と社会=文化構造』刊行記念講演会〉、2004/09
 ・鈴木良「吉田氏新著の面白さ ご挨拶をかねて」
 ・塚田孝「吉田伸之著『身分的周縁と社会=文化構造』を読む」
 ・秦重雄(作品解題)「部落問題文芸作品発掘8/輝く山村 長尾和」
 ・横山芽衣子「維新変革期の地域と民衆 南王子村西教寺帰依不帰依一件をめぐって」
 ・吉田伸之「私の近世身分研究」
『部落問題研究』171、2005/01
 ・秦重雄(作品解題)「部落問題文芸作品発掘9/地上 第三部 静かなる暴風(第二章) 島田清次郎」
『ふれあいリバティ』9、リバティおおさかガイドボランティアの会、2004/09
 ・田村雅弘「山上卓樹と部落解放」

〈ミ〉

『水と村の歴史 信州農村開発史研究所紀要』20、信州農村開発史研究所、2005/ 03
 ・藤沢靖介「旦那場・勧進場に関する研究ノート」
 ・尾崎行也「地域における部落史研究のあゆみ 北佐久郡望月町を中心に」
 ・渡辺正喜「村の歴史を教材として 紀要『水と村の歴史』」と教育」

〈モ〉

『もやい ながさき部落解放研究』48、長崎人権研究所、2004/10
 ・阿南重幸「貿易都市長崎と「かわた」集団3/第3章 輸入皮(牛・鹿)の扱いと国内流通について」
 ・竹森健二郎「長崎の部落史研究を読む」
『もやい 長崎人権・学』49〈特集/差別表現の展示をめぐって〉、長崎人権研究所、2005/03
 ・朝治武「ミュージアムの展示を考える 差別表現を素材に」
 ・田中良彦「文学の舞台を訪ねて 崎戸・泥の文章」

〈ル〉

『ルシファー』7、水平社博物館、2004/10
 ・駒井忠之「「衡平社の創立と現在の『白丁』差別」を開催して」
 ・喜岡淳「公開講座報告/高松結婚差別裁判糾弾闘争から70年、その成果と課題」
 ・キム チョンミ「公開講座報告/朝鮮と日本における差別の社会的・国家的構造の歴史的差異について 衡平社創立80年後に」

〈ワ〉

『和歌山研究所通信』19、和歌山人権研究所、2005/01
 ・林紀昭「紀州藩牢番頭家文書第2・3巻の発行に向けての中間報告」
 ・藤井寿一「和歌山城下の西国巡礼満願供養と『城下町警察日記』」