「人間は誰でも、同じ人間としての尊厳を尊重しあい、お互いにさえ差別してはならないし、差別されてもならない」・・・このような人間哲学の基本原理を実現しようとする一つが「子どもの権利条約」である。子どもの権利条約54箇条の条文の中から、第2条「差別の禁止」、第12条「意見表明権」、第23条「障害児の権利」、第30条「少数者・先住民の子どもの権利」を中心にドキュメンタリーで子どもをめぐる現状と問題を提起。
世界の人口のおよそ4割が子どもです。そのどの子どもも、平等で生まれながらにさまざまな権利を持っています。決して大人に支配される存在ではなく、大人も子どもも一人の人間としてともに生きるパートナーなのです。