序章
- 忘れられない事件
- 「同対審」答申とともに
- 部落問題解決の急所
- 2000年部落問題調査
- 分析作業を終えて
1.結婚差別問題の影響力
- 市民が最も気にする課題
- 同和地区住民が最も気になる課題
- 表面化させない差別の圧力
2.婚姻の類型
- 「婚姻の類型」について
- 「超えがたい壁」が崩れ始めている
- 婚姻類型と離別
- 「結婚差別問題」の全容
3.「壁」の崩壊は無傷では進んでいない
−結婚における被差別体験−
- 「自分は同和地区生まれ」の場合の被差別体験
- 「自分は同和地区外生まれ」の場合の被差別体験
- 差別を乗り越えて
4.結婚差別を受けたときの対処
- 結婚差別を受けたときの対処行動
- 対処行動と学習経験
- サポートネットワーク
5.差別による破談
- 最も深刻な結婚差別の現実
- 差別破談の実態
- 「同和問題が関係している」と判断した理由
- 見えないバリアー
6.「告知」
- 「告知」の状況
- 「告知」「不告知」の理由
- 「告知」と被差別体験
7.結婚差別の現実認識・展望・結婚観(同和地区内外比較)
- 結婚差別の現実認識
- 結婚差別解決への展望
- 結婚差別事象の見聞
- 結婚観
8.同和地区住民の「解決への展望」
- 「解決への展望」を厳しくしているもの
- 「解決への展望」と行動
- 「解決への展望」と感情
- 「解決への展望」に関わっているもの
9.結婚差別の解決をめざして−教育・啓発への課題提起−
- 現実認識の必要性
- 「解決への展望」の重要性
- 「相手が同和地区出身者かどうか」が気になることに関わっているもの
いま、21世紀のスタートラインに