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部落に生まれ育った現代の若者たち。家庭や地域、学校での有形・無形の教育から彼らは何を得、どう生きていこうとしているのか。生きた語りに新しい世代の多様性が垣間見える。

18人の若者たちが語る部落のアイデンティティ

●松下一世 著
A5判・119頁・10月発行・定価1400円+税
ISBN4−7592−0114−9

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もくじ

まえがき

第一章 多様化している若者のアイデンティティ

  1. アイデンティティの四つのタイプ
  2. 八人の若者の事例から
    部落アイデンティティ中心志向型
    多元的アイデンティティ志向型
    アイデンティティ葛藤型
    モラトリアム志向型
  3. 背景にある地域の運動と同和教育

第二章 被差別の内的世界から

  1. アイデンティティと対人関係
    部落アイデンティティ中心志向型
    多元的アイデンティティ志向型
    アイデンティティ葛藤型
    モラトリアム志向型
  2. 対人不安と自己開示
  3. 葛藤を乗り越えて
  4. 被差別体験と被差別意識
  5. 被差別への不安要因
  6. 部落内の人間関係の変化

第三章 アイデンティティの形成過程を通して

  1. 家庭・親の影響
  2. 地域ぐるみの同和教育の影響
    部落アイデンティティ中心志向型
    多元的アイデンティティ志向型
    モラトリアム志向型
  3. アイデンティティ形成の要因となるもの

第四章 教育の役割とこれからの展望

  1. これまでの同和教育の成果
  2. これまでの同和教育の課題
  3. これからの人権教育を切り拓く