はじめに
第1章 同和・人権行政創造へのヒント
- 関係性を変える政策創造を-政策創造ほど面白い事はない-
- 同和地区はなくなったか-特別法失効と同和地区-
- 法からではなく現実から出発を-部落の概念を曖昧にしてはならない-
- 社会的課題を解決するのに大きく貢献-一般施策を活用した同和行政の創造で-
- 「人権相談」から政策の立案・具体化へ-多くの人々の共感を得る一般施策の改革・創設-
第2章 人権相談システム創造へのヒント
- 電子空間上の人権救済・相談機関の創設を
- 21世紀の同和行政のキーワード「人権相談」-特別措置から一般施策の活用・改革・創設-
- 人権相談システムがもつ機能-今、なぜ「人権相談」なのか-
- 進化する人権相談システムの必要性-時代とともに変化・発展するシステム-
第3章 現状把握のための視点創造へのヒント
- 国際的視点と現場的視点-現場の課題に国際的視点を-
- 未来の視点、過去の視点-正しい方針を立案するために-
第4章 部落解放運動創造へのヒント
- 原則性と先見性が求められる変革の時代
- 人権スパイラルを防げ-危機を好機に-
- 現状・戦略・組織を明確に-「特別法」失効をチャンスに-
- 人材がすべてを決する-人材が結集するシステムを-
第5章 差別糾弾闘争創造へのヒント
- 差別糾弾闘争をどうするのか
- 差別糾弾闘争の原則
- 時代に応じた差別事件への取り組み
- 人権救済システムの充実に向けて
第6章 電子空間人権システム創造へのヒント-インターネット上における差別撤廃課題-
- インターネットの特色と差別事件
- ネット上の差別事件をふまえた課題
第7章 人権教育創造へのヒント-「人権教育のための国連10年行動計画」と今後の課題-
- 「啓発主義」の克服と人権教育の深化
- 多様な同和教育教材とカリキュラムの創造を
- 情報化社会と人権教育
第8章 地域人権保障システム創造へのヒント-アジア・太平洋地域における国際人権保障-
- 国際連合と人権
- 人権の「普遍性」「不可分性」「非選択性」
- 内政不干渉の原則と国際関心事項としての人権
- アジア・太平洋地域の人権状況
- アジア・太平洋地域における国際人権保障システムの展望
あとがき