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03.09.19
書籍・ビデオ案内
 
今日の部落問題の最大の課題である「低学力」「職業達成の弱さ」のメカニズムと、部落の人びとの「優しさ」「しぶとさ」といった生活や子育ての積極面を、「生活史調査」により解明を試みた初めての書。

部落の21家族

ライフヒストリーからみる生活の変化と課題

部落解放・人権研究所編
A5版上製・507頁・6,500円+税
ISBN4-7592-022-6
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もくじ

序-課題・対象・方法-

なぜ家族・親族を対象とするのか

なぜ生活史法を採用するのか

調査手続き

分析手順

公刊に際しての倫理問題

本書の構成

3世代のライフヒストリー

Dさんの家族

Rさんの家族

Mさんの家族

ライフヒストリーからみる生活の変化と課題

部落の生活様式-その継承と変化-         西田芳正

解放運動の意図せざる帰結と生活変革の課題   西田芳正

部落におけるカルチュラルモデルの形成        村上民雄

自分のムラに対して違和感を表現するとき      中川ユリ子

部落差別と向き合う子育て              神原文子

部落のジェンダー                    神原文子

青年のアイデンティティ形成-心理的な側面から-   松下一世