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更新日●2006.06.16
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 「毅然たる態度で断りなさい」と言われてもエセ同和行為に実際はうまく対応できないケースが数多い。
 本書は企業からの豊富な相談事例をもとにどう対応すればよいのかを担当者の立場に立って具体的に解説している。また個別の対応だけでなく企業としてこの問題をどう取り組むのかについても説明している。
必携 エセ同和行為にどう対応するか


必携 エセ同和行為にどう対応するか


北口末広 大阪企業人権協議会 編著
2006年7月10日発行
解放出版社、A5判、63頁、定価600円+税
ISBN4-7592-2406-82006
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もくじ

第1章 エセ同和行為を排除するために 北口末広

  1. 部落解放運動とは無縁
  2. 差別意識を助長する「エセ同和」
  3. 「エセ同和」対策の基本は部落問題への理解
  4. 初期対応と問題の正確な認識
  5. 組織的に対応し記録を残す
  6. 法的対応と正当な解決をめざす

第2章 同和問題の正しい理解が「エセ同和行為」を排除する 
         大阪企業人権協議会

  1.  エセ同和行為とは?
    1. 断りきれずに……
    2. エセ同和行為の基本手口
    3. 団体ではなく行為が問題
  2. エセ同和行為の実態と相談活動
    1. 全国に広がる被害:法務省アンケート調査より
    2. 大阪における「えせ対応相談」の実態
    3. 相談事例などから見えてきた課題
  3. 企業における同和問題の基本的理解を ――エセ同和行為への根治的両方
    1. 「同和、部落、人権」のイメージ
    2. 同和問題を企業全体での取り組みに
    3. 二〇〇五年府民人権意識調査《中間報告》から見る過大
    4. 糾弾はこわい=部落はこわい?

第3章 エセ同和行為についての具体的対応 大阪企業人権協議会

  1. 対応マニュアル
    1. リスク管理
    2. 対応者の心構え
    3. 電話対応の注意事項
    4. 面談・会見に際しての注意事項
  2. 書籍などの返却方法
    1. 突然品物が届いた:ネガティブ・オプション
    2. 購入の約束をしてしまった:クーリング・オフ
    3. 絶対にあきらめないこと
  3. 政府機関などへの駆け込み
    1. キーワードは「脅迫」
    2. 法務省・法務局
    3. 警察など
  4. 企業のための相談事業 (大阪企業人権協議会など)