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2006.12.13
 
商品名
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本体価格
発行年
内 容
ヒューマンライツベーシック
求められる人権救済法制の論点
内田博文著 A5判 定価1200円+税 2006
 人権擁護法案については、法務省によって国会への再提出に向けた見直しの作業が行われている。鳥取県条例についても、条例を凍結し、見直しを行うことが県議会で決定された。問題は見直しの方向であり、歴史の流れに逆行するようなものであってはならない。内外から要請されている、そして何よりも被害当事者の期待に応えられるような方向での見直しが求められている。本書は、その見極めのための材料を提供する。
ジェンダーの視点から社会を見る

出会い 気づき つながりへ

ジェンダー・学び・プロジェクト編 四六判 1,600円+税 2006
 ジェンダーに関して、なにかモヤモヤしている、変だなと思っても上手く表現できない。そんな経験はないだろうか。ジェンダーについて、語り、書き、多くの人の気づきを促す作業は専門家だけのものではない。本書は、ジェンダーをめぐってごく普通の日常を生きる20人がつづった十人十色の気づきである。これを読んで「自分だけじゃなかった」という共感が波のように広がっていくことを願っている。
就学前からの学力保障
―筑豊 金川の教育コミュニティづくり
金川の教育改革」編集委員会編著 A5判 1800円+税 2006
 学力と自尊感情の保障の確かな道筋を示した福岡県田川市の金川校区。就学前実態調査や学力調査に基づくきめ細かな指導や「学習・学校応援団」「まつり金川」等の「地域に根ざした学校づくり」を紹介。
全国のあいつぐ差別事件

2006年度版

部落解放・人権政策確立要求中央実行委員会 編 A5版 1,400円+税 2006
全国大量差別投書事件をはじめ、05年度に発生・発覚した部落差別を、教育・地域・就職・職場・落書き・インターネット等の分野別に分類して紹介・分析。都道府県別索引付。
まちづくりとコミュニティワーク 内田雄造 編著 A5判 2000円+税 2006
コミュニティワークとは、地域での生活を維持するさまざまな営みである。本書は、被差別部落とアジアの低所得者コミュニティでの豊富な事例を中心にまちづくりにコミュニティワークをどう活用するかを考える。
近代日本の水平運動と融和運動 秋定嘉和著 A5判 6000円+税 2006
 部落差別の撤廃を求めて展開された水平運動と融和運動―その多様な思想と潮流を読み解き、克明に分析した論集。近代部落史研究をリードし続けてきた著者の代表的論考を集成。
ヒューマンライツベーシック

いま、改めて「部落地名総鑑」差別事件を問う

友永健三 著 A5判 1200円+税 2006
 1975年「部落地名総鑑」差別事件が発覚し、糾明活動の結果、深刻かつ根強い部落差別の現実が明らかになった。その後差別撤廃に向け各方面でさまざまな取り組みがなされてきたが、2005年から2006年にかけて新たな「地名総鑑」が発見され、いまなおこの問題が終わっていないことを示している。事件の全容を改めて検証し、今後に残された課題について考える。
必携 エセ同和行為にどう対応するか 北口末広 大阪企業人権協議会 編著 A5判 600円+税 2006
「毅然たる態度で断りなさい」と言われてもエセ同和行為に実際はうまく対応できないケースが数多い。本書は企業からの豊富な相談事例をもとにどう対応すればよいのかを担当者の立場に立って具体的に解説している。また個別の対応だけでなく企業としてこの問題をどう取り組むのかについても説明している。
部落解放・人権法令資料集【第3版】 (社)部落解放・人権研究所 編 A5判 2500円+税 2006
昨今のグローバル化や、国際情勢の不安定化、長期の不況と格差の拡大によって日本の人権状況は、まさに紆余曲折をたどり、人権確立の前途に、暗雲を投げかけている。私たちは、このような現状に直面して、以前にもまして国内外の人権基準に目を向ける必要がある。2006年4月までの部落解放や人権問題に関する国内外の基本的な法令資料を収載した。
人権年鑑 2005-2006
  2004.4-2005.3
部落解放・人権研究所編 A5判 4,000円+税 2006
 人権教育・啓発推進法に基づき毎年、政府より発行されている『人権教育・啓発白書』に民間の立場からカウンターレポートとして編集。当該年度の部落問題・人権問題および行政、教育、企業、宗教等における重要な動向を網羅するとともに、人権に関する最新のテーマを特集として掲載。
大阪の部落史 第2巻
史料編 近世2
大阪の部落史委員会 編 A5判
上製函入
12,000円+税 2006

続 人物でつづる被差別民の歴史 中尾健次/黒川みどり著 A5判 1600円+税 2006
 本書では賤視された人びと、あるいは、被差別の側に立って社会的な活動をした人びとを取り上げつつ、社会的な抑圧と向き合った彼女/かれらの生き方から歴史を学ぶ。2004年に発売された『人物でつづる被差別民の歴史』の続刊。
自覚と誇り
『大阪の部落史』を読む 近現代
『大阪の部落史』普及版プロジェクト/秋定嘉和 北崎豊二/渡辺俊雄 編著 A5判 2,000円+税 2006
『大阪の部落史』編纂事業で発掘された近代編・現代編の史料を使いながら、13人の研究者が史料から見えてくる当時の状況や新たに分かった事柄などを30のテーマでわかりやすく解説する。近代社会と部落差別、部落解放運動の諸相がその時代を生きた人物や起こった事件などを通して浮かび上がる。
メディアを人権からよむ 中川健一著 A5判 1500円+税 2006
 通信社で30年以上にわたりニュース報道に携わってきた著者による「人権ニュース解説」。1996〜2005年の社会のうごきを「人権」という角度からとらえて、部落問題や人種問題、平和、組織の倫理について考える。さらに、メディア報道について、現在の報道姿勢に疑問をなげかけ、改善への道をさぐる。
メディア・アクション・プロジェクト
―参加型学習とまちづくりのためのメディア実践モデル
ダーク・スハウテン、ロブ・ワトリング共著/MAP翻訳チーム
B5判 2000円+税 2006
 メディア・アクション・プロジェクト(MAP)は、制作を通してメディア・リテラシーを学ぶモデルである。学校や地域で社会的テーマを扱いグループで作品をつくるとき、対話や調査などの段階を経て明確な視点で作品をつくることができる。著者のダーク・スハウテンは、オランダのメディア・トレーナーとして活躍してきた。学校や地域での実践を踏まえてこの創造的な制作モデルを開発している。ロブ・ワトリングはイギリスの研究者で、MAPをイギリスに導入し発展させてきた。
ヒューマンライツベーシック

新版 戸籍と人権

二宮周平著 A5判 1200円+税 2006
 興信所・探偵社が個人情報の収集に戸籍上の情報が利用されており、個人情報保護の観点から戸籍情報の開示システムの改革が求められている。
 さらに、男女共同参画社会基本法制定を受けて、どのようなライフスタイルを選択しても不利益を受けないシステムを戸籍制度とのかかわりで構築することも大きな課題となっている。最近10年の戸籍制度をめぐる変化を踏まえて、今後の改革の方策を提言する。