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■当研究所が編集・発行する出版物、研究紀要、人権啓発教材、英語書および各種ニュースレターなど。
部落解放研究183号(2008.10)
小正路 淑泰
田原春次は、被差別部落小作農民の生活擁護を主要な運動課題とし、農民組織化に向け堺利彦農民労働学校(福岡)を開設した。30年代中盤より、同校の再編に着手し、日本農士学校などいわゆる塾風教育機関の教育内容の導入を図る。
その方向転換は、田原の戦争協力への序曲となった。本稿は『部落解放史・ふくおか』第114号以降に5回連載した拙稿「堺利彦農民労働学校」の続編である。