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2009.02.06

新聞で読む人権
2008年10月

普通科高校では全国唯一の「デュアルシステム」に取組む大阪府立布施北高校

  • 2008年10月3日 読売新聞 企業実習 普通高で単位認定 進路設定の参考に


 企業での1年間の実習を高校の単位に認定する「デュアルシステム」。ドイツの職業教育をモデルに2004年度から文部科学省がモデル事業として始めましたが、布施北高校(東大阪市)以外は全て工業・商業などの学科です。高校卒業時に、進学も就職もしない進路未定の生徒は、普通科高校の進路多様校に最も多い実態があり、その成果に大きな期待が寄せられています。

 週1回数時間、介護施設や工務店、百貨店などで無給で働き、週2時間、マナー講座などの授業で学び、単位認定される仕組みです。同校では約3分の1の生徒が進学も就職もせず卒業していく実態がありますが、この実習に参加した2007年度の生徒19名中、未定者は4名、06年度は11名中2名と成果をみせています。そして2008年度は52名が参加しています。

下記の文章も参照ください。

●     http://blhrri.org/kenkyu/project/career/career_00007.html

●     http://blhrri.org/info/book_guide/kiyou/ronbun/kiyou_0164-04.pdf