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2009.03.06
「部落問題の今」をめぐる若手研究者の国際ワークショップとシンポジウム
 

報告書

「部落問題の今」をめぐる若手研究者の国際ワークショップとシンポジウム

2008年7月31日-8月2日
主催: 社団法人部落解放・人権研究所
助成: EXPO'70 独立行政法人 日本万国博覧会記念機構

参加研究者のプロフィール
(ワークショップでの発表順)


黒川みどり

静岡大学教育学部教授。近代の部落問題と人種差別、および三重県を中心に地域の部落史を研究している。

モティアル・マハマリク

インド、ニューデリー ダリット学研究所研究員。農村部における人びとの生活、貧困、人権の問題をテーマに研究をしている。

ジョン・デービス

アメリカのミシガン州立大学文化人類学准教授。部落問題の変化に特に注意を払いながら日本における人権と差別の政治に焦点を絞った研究を行っている

クリストファー・ボンディ

アメリカのデュポー大学社会学部准教授。関心のある研究テーマは、日米の比較社会学、比較人種主義、アイデンティティの構造、マイノリティ、および社会運動である。

友永雄吾

総合研究大学院大学博士課程。日本とオーストラリアにおける民族と人種関係論の比較分析を論文のテーマとしている。

杜真矢

Aユース・ミーティング代表。佛教大学博士前期課程を修了した。

内田龍史

文学博士(大阪市立大学)。専門は社会学。部落出身青年のアイデンティティおよび結婚差別に関する一般社会の意識をテーマに研究をしている。

金仲燮

韓国、国立慶尚大学社会学部長。1920年代および30年代の白丁の運動である衡平社と部落民の運動である水平社をテーマに研究をしている。

李嘉永

大阪大学大学院法学研究科博士後期課程単位取得退学。現在、部落解放・人権研究所の研究員であり、部落解放同盟A支部書記長を務める。関心のある研究テーマは、CSRと人権、国際人権法および差別禁止である。

ネヘマ・ミソラ

フィリピン、西ビサヤ科学技術大学教授。現代の部落解放運動における女性問題とジェンダー平等をテーマに研究をしている。

熊本理抄

近畿大学人権研究所教員。部落女性に対する差別、フェミニスト理論および解放の実践を研究テーマにしている。

ジョセフ・ハンキンス

シカゴ大学文化人類学博士課程。経済と政治の新自由主義とそれら部落のポリティックスにもたらす効果を研究している。論文は部落の政治運動の国際化と皮革産業をテーマにしている。

平沢安政

大阪大学大学院人間科学部教授。社)部落解放・人権研究所の理事でもある。今回のワークショップのコーディネーターを務める。