今年40年目を迎えた社団法人部落解放・人権研究所は早くより国際的視点からみた部落問題の解決を重視し、海外のさまざまな機関、組織、個人の研究者等と研究・経験交流を行ってきました。その土壌をもとに、さらに研究を発展させ、部落問題のみならず、世界のマイノリティ問題の解決に資する道筋をつけていく必要があります。そのため、次の目標を掲げ、部落問題をさまざまな角度から研究してきた内外の若手研究者を中心にしたワークショップとシンポジウムを2008年夏に開催いたしました。本書はその取り組みの報告書です。
1. 部落問題に関係する若手研究者の育成
1. 部落問題を中心とした学際的な交流を促進
1. 研究者間のネットワークの構築
1. 部落問題と他の人権問題との共通する普遍性と、それぞれの問題がもつ個別性の掘り下げ
|