【愛知支局】
○町職員が○支部の女性に「怖い村の人」と差別発言をしたことにたいして県連と○支部は、昨年の10月24日、○町役場で確認会をおこない、反省文の提出と町の啓発・研修の姿勢を糾した。
○町職員による差別発言事件
昨年の8月30日、○支部にKさんがきて、町職員Aから「あんたは怖い村の人だから、ものは言わない」と差別発言を受けた、との相談があった。
その後、支部の役員らで聞き取り調査をおこなった結果、A職員が差別発言をしたとされる数か月前にも職場の事務室で別の職員に向かって「Kさんは怖い村の人なの」と、質問をしていたことも明らかになった。
確認会で町の体質も問題に
確認会には、差別発言を受けたKさんをはじめ県連、○支部の役員らが、町側は差別発言をしたA職員と人権同和対策課を統括する福祉部長、町長公室長、総務部長らが出席した。
確認会では、Aは同和問題の無知に起因する差別発言を認めた。また、毎年、全職員にたいしておこなっている同和・人権研修にも参加している認識もないことも判明した。さらに、職場での差別発言を放置した町の体質も問題になった。
最後に、反省文の提出と、町の「人権に関する行動計画」のいっそうの推進と同和問題の啓発・研修の実施・強化および研修に参加したかどうかのチェックの徹底を求めた。
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