【東京支局】
「同和 テロリスト 日本人殺す」という悪質な差別煽動を意図した差別落書が、2006年11月8日、JR品川駅構内男子チップトイレ(和式大便所)の扉に書かれていたのが発見された。
差別落書は、20センチ×15センチの範囲内に黒色ボールペンで書かれ、被差別部落とテロリストを悪人視し、テロによる日本人殺りくを犯す者として描く、悪意に満ちたもの。無差別テロにたいする社会不安を差別に利用した、きわめて卑劣で悪質なもので、このような差別煽動は決して許されることではない。
都連は、「今回の事件の発覚が、駅利用客の東京都職員の通報でわかったもので、これまでの都民への研修・啓発を求めてきた成果であり、今後も差別根絶の運動を展開したい」と語った。
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