多可町役場で差別事件(発言内容)
A「中古バイクを扱っている店を教えてほしい」「町内の同和地区も教えてほしい」
町職員「それは教えることはできません。なぜ知りたいのですか」
A「以前、大阪で部落解放同盟の不祥事があり、同和地区にたいしてだけ、なぜ多額の税金を払うのか」
町職員「そのようなことがあったが、まじめに差別の解消に向けてとりくみをしている人もいる」
A「多可町の歴史調査のため「同和地区」を教えてほしい」
町職員「私ではこれ以上お答えすることができないので、担当の職員をよびます」
(町職員は人権教育推進室長に電話。室長はすぐに役場の窓口に出向き、Aさんと面談)
A「私は地域の付き合いもなく、子どもが20歳を過ぎ、結婚のことを考え、親として対象地域を知っておきたい。地域の付き合いがないので、他にしゃべらないから」
室長「(自己紹介し、Aの住所・名前をメモ)あなたは間違っていませんか」
A「住所・名前を書いたメモを返してほしい」と顔色を変えて席を立ち、再び役場窓口へ。
室長「(Aさんに)後日、連絡します」(室長は職場に戻る)
A「(町職員に)「後日連絡する」とはどういう意味なのか」
(町職員は、再び室長と専門員をよぶが、ほかの業務の説明で30分かかる。説明が終わると)
A「先ほどの「後日連絡する」については、町職員が窓口になって私に連絡して下さい」
(待っていた室長と専門員が近づいていくと、2人を無視して帰ろうとするので呼び止めるが、Aは帰ってしまう)
◇
(町職員からAに電話)
町職員「あなたの「同和地区を教えてほしい」という問いが間違っているので、もう一度話し合いをする必要があると思い・・・その意味で「後日、連絡する」といったと思う」
A「私は四国や大阪にも住んでいたことがある。その時に解放同盟と行政の間に入っていろいろとやってきたし、十分勉強しているので、多可町からは何も教えてもらうことはない」
(ここで電話が切れる)
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