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2007.10.4
書籍・ビデオ案内
 

部落解放研究178号(2007.10)

第2回部落解放・人権研究者会議報告
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今後の人権啓発のあり方について

上杉 孝實

 人権啓発を考える場合、地域における人権学習とともに、職域における人権学習を、成人教育としてとらえることが重要になる。

 参加型学習としては、討論やフィールドワークに着目する必要がある。心の教育への傾斜も見られるが、問題の社会的性格を見落としてはならず、社会心理学的研究成果も活用するとともに、権利学習を進めなければならない。

 地域や職域におけるリーダーの研修を充実させることによって、住民間の相互学習を促進することが課題である。