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■当研究所が編集・発行する出版物、研究紀要、人権啓発教材、英語書および各種ニュースレターなど。
部落解放研究181号(2008.4)
高田 一宏
本稿では、福岡県田川市立金川小学校とその校区における「子どもの生活リズム」向上に向けた実践を紹介する。家庭生活基盤の不安定性は生活リズムに負の影響を及ぼすが、保護者・教職員の「つながり」と子どもの肯定的自己像は、そうした影響を緩和する力をもっているようである。今後は、実践の中長期的効果や実践の効果が及びにくい層への働きかけについて、さらなる検討が必要である。