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2009.03.13

日本の部落差別

部落解放基本法制定要求国民運動

部落差別の完全撤廃を求め、「部落解放基本法」の制定を求める運動が1985年5月以降本格的に開始された。この法案には、<1>被差別部落の劣悪な実態を改善すること<2>悪質な差別行為を法的に規制すること<3>差別の被害者を効果的に救済すること<4>差別意識を払拭するため教育・啓発を行うこと―などが盛り込まれている。写真は「基本法」制定を求めた集会。この闘争の結果、2000年12月に「人権教育・啓発推進法」が施行されたが、政府から独立した人権委員会設置等を盛り込んだ人権侵害救済の法律の制定などが現在闘われ、展望が開かれつつある。

部落解放基本法制定要求国民運動

提供 解放新聞社

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