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2009.03.13

日本の部落差別

データからみる印落差別の実態

今日の部落差別の実態を、政府が実施した実態調査結果を通してみなさんに紹介します。使用したデータは、基本的には1993年に総務庁地域改善対策室が行った「同和地区実態把握等調査」結果に基づくものです。この調査と比較した1985年の部落の実態は、同年に総務庁地域改善対策室が実施した「地域啓発等実態把握(生活実態把握)調査」結果に基づいています。また、全国のデータは、国勢調査や就業構造基本調査等いずれも政府の実施した調査結果です。

これらのデータをみると、多くの人びとの努力によって改善されてきているものの、生活や労働、さらには教育や人権擁護の面などでなお深刻な部落差別の実態があることが分かります。

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