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2009.03.18

写真でみる戦後60年
―部落解放運動の歩み

大阪府岸和田市住民による差別掲示板事件

近年、全国各地で、部落差別に基づく落書きや投書、嫌がらせ電話などが多発している。その中には、運動体はもとより関係行政当局が説得しても差別を止めない事件も生じてきている。1993年10月以降、大阪府岸和田市の住民が、自分に不利益を及ぼした人物を「部落民」と決めつけ、誹謗中傷した掲示板を自宅に立てかけている。各方面からの撤去を求めた要請を無視して止めようとしない事態が続いている。こうした差別事件に対して、現行法では効果的な対応ができないという問題がある。

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