1976年、西日本部落解放夏期講座として高知県で開催、以来、主に部落差別問題を中心に取り上げてきました。1980年、部落解放西日本夏期講座へ名称変更を経て、1996年から幅広く人権課題を扱う講座として現在の名称になりました。
部落解放・人権研究所と開催地の各種団体で実行委員会を結成して、毎年6~7月に2日間の日程で行政や企業、人権問題に関心を持つ市民を対象に開催しています。
九州・中国・四国地方で2日間じっくり学ぶ
- 九州・中国・四国の西日本地域を持ち回りで開催しています。さまざまな人権課題を取り上げる中で、開催地における部落差別をはじめとする人権課題に関する講演や、フィールドワーク、文化行事なども実施しています。
- 参加者は開催地の方が中心ですが、全国各地から泊まりがけで参加される方々は地元の文化や料理を楽しむだけではなく、講座の前後にその土地の歴史や人権課題を調べるなど自らの学びを深める機会として活用されています。