[内容]
[特集①] 包摂型地域社会の創出に向けて-共助・共生のまちづくりのあり方を考える-
包摂型地域社会とコレクティブタウン北芝の取り組み 福原宏幸
優先発注制度で就労訓練事業を活かす 五石敬路
八尾市西郡における大学連携による居場所づくりの成果と意義 寺川政司
被差別部落の母子家庭支援は、なにとつながり、なにとつながっていないのか 熊本理抄
「包摂型社会のあり方調査研究会」におけるアクションリサーチの試み-「地域における生活困窮者支援研究会」の経緯と概要について- 棚田洋平
[特集②] 『歴史評論』第八〇一号をめぐって
『歴史評論』第七七六号斉藤論文をめぐって 竹森健二郎
前近代-三田論文の検討を中心に 寺木伸明
近現代-黒川・朝治・友常論文を読む 井岡康時
[論文]
戦後日本の人権教育における「論理」の形成-小川太郎の生活綴方論の「変容」に着目して- 板山勝樹
高等教育機関における人権教育の基礎的研究-全国の教員養成系大学における人権教育に関するアンケート調査から- 松下一世
[報告]
朝鮮衡平運動史研究発展のために-全羅北道・ソウルの調査をふまえて- 割石忠典
[書評]
『和歌山の差別と民衆-女性・部落史・ハンセン病問題』[矢野治世美著] 中村久子
『朝鮮衡平運動史料集』[部落解放・人権研究所 衡平運動史料研究会編] 青野正明