2016年12月、「部落差別の解消を推進し、もって部落差別のない社会を実現することを目的」とした部落差別解消推進法が成立・施行されました。この法律が制定された背景には、インターネットの中で深刻化する差別行為や人権侵害、いまだ存在する土地差別や結婚差別といった部落差別があります。
一方で、部落にアイデンティティを持ち、様々な活動を通して部落差別をなくすためにチャレンジしている人びとがいます。
被差別部落の産業に関わる和太鼓の演奏活動を通して、部落解放を伝えていく人
自分達が生まれた地域や文化に誇りを持つ次世代の育成に取り組む人
教育を通して、人権意識を根付かせ、民主的な社会を実現しようとする人
部落内外のさまざまな人を巻き込んで、協働で地域づくりに取り組む人
そんな人たちの姿を追い、法律の解説とあわせて、部落差別解消への展望を描く作品です。
●全編字幕付きです。
●「部落問題」の解説や部落差別解消推進法全文を掲載したミニ解説書付きです。
●貸出や大規模会場(概ね500人以上)での上映を希望される場合は別途権利料(2万円)をいただいています。その他、ネット配信などを希望される場合は事務局へご相談ください。