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ヒューマンライツ2022年7月号(№412)

現代の『破戒』―部落出身を語ること

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サイズ A5判
発行年月 2022年7月10日
編集発行・著者 (一社)部落解放・人権研究所 編集発行/㈱解放出版社 発売
価格

550円(税込)

年間定期購読 6,600円(税込)

テーマ:現代の『破戒』―部落出身を語ること

内容


全国水平社創立一〇〇年をむかえた今年、六〇年ぶりに小説『破戒』が映画化された。一世紀前の時代を生きていた主人公の瀬川丑松が経験していること、葛藤は過去のことではない。一〇〇年が経過しても、家族にすらルーツを語れずにいる方たちが、さまざまな葛藤をかかえている現実がある。ルーツを語っていない部落出身者にとって部落差別は「日常」だが、自分が差別を受けたこと、部落差別の被害にあっていると伝えることができない。今号では、被差別部落にルーツをもつ方たちからご自身のこれまでの経験、いまの思いを伝えてもらった。みなさん学校教育の現場で教壇に立っている方たちである。信頼できる人以外にはルーツを伝えていない人、出会いを通じてルーツを語ることを決めた人、それぞれの思いを知ってほしい。そして部落問題は自分の問題であるということ、加害に加担する行為が日常にあふれていることを知ってほしい。

私と部落 ~矜持をもって~      T・A………3
何を求めてカミングアウトするのか   小学校教員………9
教育現場で感じる違和感        高等学校教諭………15
ひとりじゃないから          早瀬尚子………21

言葉と写真で世界をみつめる 
第15回 混迷を極める世界に「人権」という灯火を  佐藤 慧………28

わたしの視点―メディアの現場から
第74回 誰のために、何のために取材するのか     松永勝利………33

明日をかえる法人 ―新たな人権への取り組み
第60回 人類の課題と経験を、伝え続けるために
      ―「一般社団法人水俣・写真家の眼」発足  吉永利夫………38

私の沖縄問題
首里城地下の司令部壕―過ちを学ぶ場としての保存・公開を     牛島貞満………46
識字運動の担い手たちが語る 
第18回 「生江の識字は楽しい、いっぱい仲間おるからな」〔後編〕 
壷井宏さん(生江識字教室)           編集:森 実………50

人権教育の実践の現場から(88)
そのままでええねん~自分を見つめ語り始めた子どもたち(前編)     
 松原市立布忍小学校  宇都友美………54

シリーズ マイノリティの声 第52回 
「この写真は私のお姉ちゃんです……」
    水俣病事件―「内なる差別」・「外なる差別」(第3回)   石井雅臣………58

泰司と元樹の書きたいざんまい 第8回
―自分のルーツを「安心して語れる社会」に②   川口泰司………66

連載 走りながら考える     北口末広………68
―第251回 あらゆる分野に決定的な影響を与える情報
       
連載 本の道草 第100回   冠野 文………72
―「人間」と「生活」のことば

連載 映画を通して考える「もう一つの世界」映像のなかの在日③
                                中村一成………74

第53回部落解放・人権夏期講座(高野山夏期講座2022)【案内】……27
連載 4コマまんが ガッツせんべい(170) 本を読もう   くぼ たかし……45

書評 筒井清輝著『人権と国家―理念の力と国際政治の現実』 友永健三……62
報告 沖縄で部落問題について語る会を開催……78
人権をめぐる動き……80
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