経済的不安や社会の分断を背景に、排外主義は世界各地で拡大している。日本でも「日本人ファースト」のスローガンが広まり、外国人や多様なルーツを持つ人々が偏見や差別にさらされている。排外的な言説を掲げる政党が議席を伸ばし、社会の緊張を高めていることも危惧される。本特集では、在日コミュニティの歴史と現実、社会に広がる排外的な言説、公正な社会を築くための視点を取り上げる。そして、日中韓三国共同編集『新・未来をひらく歴史』のように、歴史認識を共有する努力が未来の共生社会に大きな一歩をふみだす可能性となのではないか。排除ではなく共生の道を考えたい。
参政党の台頭を考える―排除より、共に生きるために
雨宮処凛………2
排外主義の時代に、リベラリズムを再考する 朱 喜哲………8
傷ついた市民にできること 林 晟一………14
日中韓三国共同編集『新・未来をひらく歴史』
―歴史を読み取る力を付ける 大日方純夫………20
言葉と写真で世界をみつめる
第57回 「ルール」「秩序」という言葉で外国人を排除する社会の危うさ
佐藤 慧………26
差別問題 基本の「き」 水俣病問題
第16回 水俣病問題をどう解決するか(後編) 花田昌宣………32
貧困・子ども・人権 第59回
一八歳未満にも選挙で応援する自由を 竹島一心………38
シリーズ マイノリティの声
第73回 口を封じられた被爆体験者 樋口岳大………42
変わる人権教育・啓発 第13回
水俣病をどのように伝えるか(後編) 吉永利夫………46
人権教育の実践の現場から(126)
伴走しながら実感した人権教育の大切さ(前編) 三田康介………50
明日をかえる法人―新たな人権への取り組み
第89回 私たちの世代でデジタル性暴力の終止符を打つために
―ぱっぷすの支援現場から見える「いま」と「これから」―
金尻カズナ………54
わたしの視点―メディアの現場から
第109回 私の仕事 後藤由耶………60
泰司と元樹の書きたいざんまい 第47回 松村元樹………64
アニメ『SPY×FAMILY』で人権を考える③
連載 ライター社納葉子の迷子人生マゴマゴ月報 第37回
―脳が壊れるってどういうこと?―一個人の経験から考える
社納葉子………66
連載 走りながら考える 北口末広………70
―第293回 「全国部落調査」東京高裁判決の意義を考える
連載 本の道草 第142回 冠野 文………74
―生きている間の時間を積み上げる
連載 映画を通して考える「もう一つの世界」映像のなかの在日(39)
中村一成………76
連載 4コマまんが ガッツせんべい(212)大なわとび くぼたかし……31
人権をめぐる動き……80
※重要なお知らせ※(2026年4月より価格改定)※『月刊ヒューマンライツ』価格変更号第456号(2026年3月刊行予定)まで 600円(定価)(+消費税)
第457号(2026年4月刊行予定)より 700円(定価)(+消費税)※『月刊ヒューマンライツ』年間購読料 1セット (2026年度より変更)2025年度(445号~456号)1冊600円(定価)×年12冊 7,200円(+消費税)
2026年度(457号~468号)1冊700円(定価)×年12冊 8,400円(+消費税)※研究所の会員など割引価格で購読いただいている方は、700円(定価)(+消費税)×割引率での計算になります。
昨今の物価高騰や諸経費の上昇に伴い、当研究所の財政状況も非常に厳しさを増しております。
つきましては、誠に心苦しい限りではございますが、2026年4月より刊行物の販売価格を上記のとおり改定させていただくこととなりました。
読者の皆様におかれましては、ご負担をおかけすることとなり誠に恐縮ではございますが、引き続きご期待に添える刊行物をお届けできるよう、編集スタッフ一同、より一層の努力を重ねてまいります。
今後とも変わらぬご理解とご支援を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。
TOPICS:『月刊ヒューマンライツ』『部落解放研究』『全国のあいつぐ差別事件』価格改定について(2026年4月より)