2017年08月23日(水)~2017年08月25日(金)
約1200年前に弘法大師が開いた日本を代表する真言密教の聖地、高野山で開催される人権問題学習の講座。毎年8月に3日間の日程で開催されます。部落問題、障害者問題、性差別問題、外国人問題、企業啓発などのテーマごとに講座が設定されています。多様な人権問題をまず基本から学ぶのもよし、ひとつのテーマをじっくり学ぶこともできるプログラムになっています。お寺(宿坊)に泊まって林間学校のような体験ができる人権講座です。夜はクーラーなしで寝られます。
※参加と宿泊の申し込みは別になっていますのでご注意下さい。
2017年08月23日(水)~2017年08月25日(金) | |
7,500円(参加・資料代、報告書代、税込) | |
[8月23日(水)] 開会行事 14:00から14:15 全体講演1 高野山大学松下講堂黎明館 14:15から15:45 「部落差別解消法の意義と活用への課題」 奥田 均(近畿大学人権問題研究所教授・ 部落解放・人権研究所代表理事) 16:00~17:30 高野山大学松下講堂黎明館 「相模原事件が問いかけるもの」 野澤 和弘(毎日新聞社論説委員) 全体講演2 高野山大学体育館 14:15~15:45 「なぜいま『水俣病』なのか」 田中 久稔(朝日新聞社記者) 16:00~17:30 「ハンセン病家族訴訟にふみきった思い」 黄 光男(ハンセン病家族訴訟原告副団長ハンセン病遺族・家族の会「れんげ草の会」副代表) [8月24日(木)] <課題1> 高野山大学松下講堂黎明館 9:00~10:30 「ヘイトデモを止めた街から 誰もが力いっぱいに生きられるために」 崔 江以子(川崎市ふれあい館 副館長) 10:45~12:15 「貧困・虐待に苦しむ女性の支援 若草プロジェクト」 大谷 恭子(若草プロジェクト代表理事 弁護士) 13:45~14:45 「福祉の代替施設と化す我が国の刑務所 この現実に社会はどう向き合うべきなのか」 山本 譲司(作家) 15:00~16:30 「誰ひとり取り残されない あいつぐ災害から学ぶ」 迫田 朋子(ビデオニュースドットコム プロデューサー) <課題2> 高野山大学体育館 9:00~10:30 「社会的差別の現実と差別禁止法」 谷川 雅彦(部落解放・人権研究所 所長) 10:45~12:15 「ヘイトハラスメント裁判」 冨田 真平(ヘイトハラスメント訴訟弁護団 弁護士) 13:45~14:45 「ハラスメント問題入門」 桑野 里美(有限会社ビジネス・パートナー・オフィス代表取締役) 15:00~16:30 「『全国部落調査』裁判とネット公開」 川口 泰司(山口県人権啓発センター 事務局長) <課題3> 高野山大学201号教室 9:00~10:30 「生活困窮者支援と隣保館の果たす役割」 川口 寿弘(鳥取県隣保館連絡協議会 事務局長) 10:45~12:15 「子どもたちと向き合う 家庭児童相談室から」 香渡 清則(広島県家庭相談員連絡協議会 会長) 15:00~16:30 「子どもからのカミングアウトを受けて 家族の立場から」 いわたに てるこ(NPO法人LGBTの家族と友人をつなぐ会 理事) 15:00~16:30 「求められるカラーユニバーサルデザイン」 伊賀 公一(NPO法人カラーユニバーサルデザイン機構副理事長・ソラノイロ代表) [8月24日(木)よる] 19:00~20:30 高野山大学松下講堂黎明館 ゴスペルコンサート 「ついに『自由だ!』 自由への道標 みちしるべ ゴスペル」 モーツァルト記念合唱団指揮者 益子 務(先端応用音楽研究所顧問・武庫川女子大学名誉教授) [8月25日(金)] <全体講演3> 9:00~10:30 高野山大学松下講堂黎明館 映画上映「スカーフ論争ー隠れたレイシズムー」 高野山大学201号教室 「働き方を変える」 中原 のり子(全国過労死を考える家族の会東京代表) |
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